T船長のロープワーク教室

先の週末は暑かった割には水難事故のニュースが聞かれませんでした。事故が無いことはよい事ですが、備えあれば憂いなしと言います。秋のシーズン初日は高杉船長が救命ロープ投げの仕方を披露してくれました。

「溺れる者は藁をも掴む」と言いますが、落水者が出たら飛び込んで救命することよりもロープを投げるのが先決です。左手に束ねたロープを5本の指で2-3の束に分けて、右手にある程度の量・重心のロープを持ちアンダースローで送り出す。言葉で説明すると簡単ですね。実際はこんがらがったり、きれいにコイル(束ね)されていてもすぐ目の前でロープ全部が落下したり、空高く投げて落水者の目の前で着水したり、上手くいかないものです。荒天では波・風の影響があり更に難しくなります。機会があれば練習してみてください。

三つよりのロープは普通にコイルしても良いですが、平打ちのロープはキンクが出ないよう8の字にコイルしてください。お家の掃除機の電源コードで試すと分かります。(壊さないように)

ロープ投げと同じ位大事なことは普段からロープを健全に保つことです。端止めが出来ていないロープは端から壊れていき消滅しますが、端がバラケては緊急時使い物になりません。

高杉船長がフェニックス号の舫いロープをアイスプライスとバックスプライスの処理をしてくれました。大人のたしなみですから是非とも挑戦してみてください。

(参考サイト)
三つよりのバックスプライス
http://www1.ocn.ne.jp/~tatsujin/ropework/backsp/index.htm
三つよりのアイスプライス
http://cs.maritime.kobe-u.ac.jp/Rope2/rope/3e/00.htm

見習いTaki

Filed under: 船長のつぶやき — kc-sakai 5:19 PM  Comments (0)

猛暑の9月5日

昨日(5日)担当の皆様

猛暑の中、昨日はお疲れ様でした。体調のほうは大丈夫だったでしょうか。

堺東で柴さんと合流し出島に到着。持ってきた山のザックにビニール袋を入れ、その中に山盛り一杯の氷を詰め込んで担ぎフェニックス号へ運びアイスボックスへ。堺駅の乗船場では大前先生、前田さん、北側さんが暑い中汗だくになって準備中。

第一便では9日・水上ウォッチングの下見に来られた安井小学校の先生方が乗船されました。予約もなく暑さも厳しいので欠航かと思われた第2便、予想外にも家族連れなど9名が乗船される事となり、昼食中の北側さんが急遽呼び戻される事となりました。

3便目は応援に来てくれた植木さんが船長を引き受けてくれ、柴さんのガイドで無事出港、7名が乗船されました。朝・第1便目の頃は潮位が低すぎて英彰小学校の手前でターンしたのが、昼からはどんどん潮位が上がり、3時前には排水機場の方が心配して来られました。予約が入ってなかった事もあり、3時10分 第4便の欠航を決定し、すぐさま撤収作業の後 出島に引き返しました。

大前先生、4日に続いての乗船場準備と第1便のガイド、お疲れ出ていませんでしょうか。北側さん、朝の準備作業から最終までいて頂き、猛暑の中 受付や川・周辺の清掃など有難うございました。柴さん、前田さん、それに応援の植木さん、猛暑のなか本当にご苦労様でした。前日班長の香川さんからの熱中症対策のアドバイスもあり、私を含め全員無事役目を終えることが出来ました。次の11日(土)担当の皆さん 暑さ対策宜しく。

本日のお天気:快晴猛暑。午後1時16分、卓上の温度計が40.1度を記録しました。

(記:石田)

Filed under: 未分類 — kc-sakai 3:51 PM  Comments (0)
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