ザビエル公園と黄金の日々

皆様、こんにちは。
〈観濠クルーズSakai堺のんびりクルーズガイド〉松永です。

今回は【ザビエル公園と黄金の日々】について~諸説あり
天文十九年(1550)12月、厳しい寒さを耐え抜き、堺を訪問したイエズス会宣教師:フランシスコ・ザビエルは、堺の豪商:日比屋了慶より、手厚いもてなしを受けていました。
日比屋了慶は、堺櫛屋町に構えた当時は珍しい瓦葺き木造3階建ての屋敷を聖堂にあて、ガスパル・ヴィレラやルイス・フロイスをはじめとする宣教師の布教活動の拠点として手厚くもてなし、自らも洗礼を受けました。
聖堂にあてた屋敷は「南蛮寺」といわれ、永禄六年(1563)12月には日本で初めてのクリスマスがこの南蛮寺で行われたといわれています。

日比屋了慶の屋敷周辺には、黄金の日々を謳歌し自治都市として栄えていた堺を支えた小西行長や武野紹鴎、今井宗久や千利休の屋敷もありました。
屋敷に茶室を設え、茶人としても著名であった日比屋了慶は、特に千利休と交流を深めました。
また、利休七哲といわれた千利休の七人の高弟の中にキリシタン大名がいたことから、キリスト教が茶道に大きな影響を与えたといわれています。

堺の豪商:日比屋了慶が堺櫛屋町に構え、「南蛮寺」といわれた屋敷は、昭和二四年(1949)にフランシスコ・ザビエルの来航400年を記念した公園が開設され、「ザビエル公園」と命名されました。
日比屋了慶が多くの人を手厚くもてなした屋敷は、約470年という長い年月を経て、現在も多くの人から愛され、春の桜や秋の紅葉が私達を手厚くもてなしてくれています。

最後までありがとうございました。
また、船上にて笑顔で元気にお待ちしております。


レッツ!トライ!【ザビエル公園と黄金の日々クイズ】コーナー
ザビエル公園の正式名称は次のうちどれでしょうか?
1、戎公園
2、日比屋公園
3、南蛮寺公園
正解は、、、次回のブログで発表しますので次回のブログも皆様ぜひチェックして下さいませ。

【 横山やすしクイズ 】~正解発表~
令和三年(2021)4月18日のブログ[横山やすし]で出題したクイズの正解は、、、「1、自衛隊」です。

〈観濠クルーズSakai堺のんびりクルーズガイド〉松永

Filed under: 堺のお話,日記,観光案内,運航日記 — kc-sakai 12:05 PM  Comments (0)

千利休

皆様、こんにちは。
〈観濠クルーズSakai堺のんびりクルーズガイド〉松永です。

今回は【千利休】について~諸説あり~

千利休
茶人・商人
大永二年~天正十九年(1522~1591)

千利休は、大永二年(1522)に堺の魚屋に生まれました。
幼名は田中与四郎 、法名は宗易、利休という名は茶の湯を極めた称号として天皇から居士号を与えられ、「鋭利を休めよ」という意味であるといわれてます。
塩魚を扱う商人ないし、その商人たちに倉庫を貸す「問」といわれている家業の跡取りとして品位や教養を身に付けるため茶の湯を習い始めました。
師となる堺の茶匠・医師・豪商の北向道陳は、空海より東山流の茶法を学び、武野紹鴎に千利休を推薦して弟子とさせました。
そして、後の師となる大和国吉野郡出身で堺の茶人・豪商の武野紹鴎は、茶道勃興期の指導者として千利休・今井宗久・津田宗及の茶の湯の天下三宗匠をはじめとする多くの門人に大きな影響を与えました。
師から学んだ「不足の美」の思想に感銘を受け、「不完全だからこそ美しい」という教えを更に進め、侘びの対象を茶道具だけでなく茶室の構造及び点前の作法など茶会全体の様式にまで拡大し、茶道具を創作し、掛物には禅の枯淡閑寂の精神を反映させた水墨画を選び、「これ以上何も削れない」という極限まで無駄を削り、緊張感を生み出し、織田信長や豊臣秀吉に感化された武将が次々と千利休に弟子入りし、後に利休七哲という優れた高弟が生まれ、侘び茶を大成させました。
その高弟の一人に「茶の湯の神髄とは何ですか」と問われ、千利休は「茶は服の良き様に点て、炭は湯の沸く様に置き、冬は暖かに夏は涼しく、花は野の花の様に生け、刻限は早め、降らずとも雨の用意し、相客に心せよ」と答え、当たり前のことこそが最も難しいということを伝えました。
その千利休の逸話の一つ「一輪の朝顔」は、千利休の屋敷の庭に当時は珍しい朝顔が見事に咲き誇りましたので、「朝顔の茶会」へ豊臣秀吉を招きました。
豊臣秀吉は、見事に咲き誇る朝顔の庭を眺めた茶会に期待しましたが、庭に着くと庭の朝顔が全て切り取られていて、不審に思いながら茶室に入ると床の間に一輪だけ朝顔が生けてあり、一輪であるがゆえに際立てられた朝顔の美しさに豊臣秀吉は感動し、千利休の美学に脱帽したといわれてます。
千利休は茶人として名声や権威を誇ると同時に政事にも大きく関わりますが、豊臣秀吉は貿易の利益を独占するため繁栄した堺に対し税を重くしたり、独立の象徴である壕を埋めたり、堺の権益を守ろうとしている千利休を豊臣秀吉は煩わしく感じ始め、やがて関係に不和が生じ、千利休は豊臣秀吉の逆鱗に触れてしまいます。
そして、、、その日は朝から雷が鳴り天候が荒れていた千利休のもとを訪れた豊臣秀吉の使者は「切腹せよ」という伝言を伝え、千利休は「茶室にて茶の支度が出来ております」と静かに口を開き、その使者に最後の茶を点て、利休は一呼吸ついて切腹し、壮絶な最期を遂げました。
千利休の切腹から約430年の年月が経過した堺には、供養塔がある「南宗寺」及び椿の井戸がある「千利休屋敷跡」など千利休の足跡を物語る場が数多くあり、気軽に体験できる茶の湯体験施設には現在でも受け継がれている茶の湯文化に華を添えた堺の和菓子と共に味わうこともでき、千利休という偉人を身近に感じられることを改めて誇りに思います。

最後までありがとうございました。
また、船上にて笑顔で元気にお待ちしております。

レッツ!トライ!【千利休クイズ】コーナー
千利休が日本で初めて塩をかけて食べたのが始まりといわれている食べ物は次のうちどれでしょうか?
1、西瓜
2、柑子
3、胡桃
正解は、、、次回のブログで発表しますので次回のブログも皆様ぜひチェックして下さいませ。

〈観濠クルーズSakai堺のんびりクルーズガイド〉松永

Filed under: 堺のお話,日記,観光案内 — kc-sakai 10:53 PM  Comments (0)

6月9日環濠のいろんな仲間たち・・・

この日の朝、海は鏡面のように波が無く曇りのため暑くも無く

風がほんのりと涼しいクルーズ日和でした。

1便目は貸切

2便目は当日のお客さんでほぼ満席

3便目も予約のお客様で

女性24名、男性24名、合計48名のお客様にご乗船いただきました。

1便目は目の不自由なお客様の団体で堀中さんが紙芝居を使わず

ガイドをされましたがお客様のツッコミなどもあり船内は大笑いの渦でとても

盛り上がりました。

季節柄桟橋にはフナムシがふえ、カニも1匹ゲットいたしました(残念ながら着岸のロープワークがあったので撮影できませんでしたが・・・・)

内川の岸壁にも大きなアオダイショウが這っていたり、川鵜、ムクドリもいつもより多く見受けられました。

スタッフは

班長代行、ガイド(2便目) 堀江さん

地上取締役幹事 松尾さん

ガイド 堀中さん(1便目)

船長 織田にょろ(1,2便目)

準備の応援で金本さん、

午後から西河ガタロさんが仕事にもかかわらず3便目の船長を、

また天満さんも駆けつけて3便目のガイドを務めていただきました。

途中、石田さんも差し入れをご持参いただき

当初4名のスタッフでいささか寂しい状態でしたが午後からは

環濠の仲間たちですっかり賑やかな桟橋になったことは言うまでもありません。

今日も好いクルーズ日和でした

Filed under: 日記 — kc-sakai 7:44 AM  Comments (0)

2010年最後の運航

こんばんわ!船頭担当の香川です。

とり急ぎ、本日の運航報告で~す。

9:00にUKでカレーモーニングして9:30に大浜ドッグ。

既に石田さんが来られてました。

風も強く波もあったので、本船のみで桟橋へ。

潮位が高く、波も高かったので3便目以降は運休・・・・。

本日は大人9名と子供3名にご乗船いただきました。

スタッフは、山内班長、石田、天満、香川でした。

次回は春ですねq^^

・・・・・っと・・・写真のアップの仕方がわかりません・・・。

後ほど、本気でチャレンジしてみます。

Filed under: 日記 — kc-sakai 7:55 PM  Comments (0)

堺まつり特別運航・最終日

10月17日(日)堺まつり特別運航・最終日

10時~15時30分まで、30分ごとに運航し、全12便全て満席で、合計246名様にご乗船頂きました。

遠くは四国から楽しみにして来られたというお客様も。

 

この日のスタッフは、

前田、大前、萩原(篤)、松尾、柴、香川、江本、天満、高山、そして班長の私、宗和の総勢10名での運航となりました。

 

では来週からまた通常運航です。

1人でも多くの方にご乗船頂きたいと思います。

以上、宗和でした。

Filed under: 日記 — kc-sakai 10:12 PM  Comments (0)

予報より早い雨・・・。

 

天気予報では夕方から雨だった・・・はず。

一便目から降り出しました。 

 

 

傘をさしてのご乗船^^;

雨はどんどん強くなります・・・・。

結局、本日は1便のみの運航となりました。

Filed under: 日記 — kc-sakai 10:14 PM  Comments (0)

19日運航日記

9月19日(日)

若干暑さが和らいだ19日、空は快晴、潮位もまぁまぁと言ったところでしたが、この日はボラのダイブショー

     

            なんと!

空中でひねってます。やりますねぇ。

 

■第1便

大人9人、幼児1人

この時に、見たことのない鳥を目撃しました。君、だれ?

羽の柄からすると、青サギの子供っぽいのですが、そうだとすると、吾妻橋の下で羽化した可能性が濃厚です。

 

■第2便

大人2名様貸切状態でした。

 

■第3便

こちらも大人2名様ほぼ貸切。

お手伝いに駆け付けてくれた萩原(篤)さんも乗って、出発。

     すると、

こんなに近づいても逃げない。さっきの子供のお母さんかもしれないですね。

 

■第4便

潮位が高過ぎるため、運航中止としました。

 

★本日のメンバー

柴さん、堀江さん、松永さんと、私宗和、そして、

ヘルプは、大前先生、萩原(篤)さんでした。

 

最後に、出島回航中の写真をご覧ください。

灯台付近でマルタカさん

とれとれ市の企画で、子供たちが沢山乗ってました。

そして灯台横ではクチバシの長い鳥が優雅に飛んでいました。

しかし、よくボラが跳ねるなぁ・・・

と思ったら、これボラじゃない!

やっぱボラかなぁ??

と、そこに!

これは間違いなくボラでした。

青サギって、飛ぶときは首をすぼめているんですね。

さて、すっかり秋らしい気候になってきましたが、気温の下がり方も極端で、一気に10度近く下がっています。

季節の変わり目、体調を崩しやすい感じですが、明日からも皆様元気に頑張って下さい。

以上、宗和でした。

Filed under: 日記,運航日記 — kc-sakai 12:36 AM  Comments (0)

9/18 運航日誌

本日の運航報告です。
1便目0人 、2便目2名、3便目9名、計11名(大人10名、子ども1
名)に乗船して頂きました。
9月も18日、もうじきお彼岸というのに熱い、暑い、アツイ。
今日のスタッフは、(午前)奥野、高山、(〜14時)山内、(13
時〜)細野、(1日)萩原T、西河と、変則気味で、午後便ど
うしようと悩むうちに、昨日のヘルプメールを見てか東京から
大物助っ人、萩原A氏がやってきてくれ、大助かりでした。東
京は余程食べ物がいいのか、来る度にその体はふっくらと。。

てなことで、潮位の高い4便目をどうしようかと迷ううちに
理事長が邪魔をしに、いや応援をしに来てくれたので、あっさ
りと暑さと高潮位に負け4便目は運休。
3便目に70代後半の兄妹。昔大浜に住まいしていた頃をとても
懐かしみ、感慨に耽られてたのが印象的でした。
ところで、暑い最中に出島漁港での氷運びが結構大変。何かい
い方法はないでしょうかねぇ?
連絡事項:
ガソリンは予備タンクとも満タン。
奥野さん、今日の氷代を未払いですので次回請求願います。朝
、フェニックス号の船外機が海面に浸かったままでした。
貝類が機内外に付着するので、必ず引き上げという下さいね。
本日、サブに西河が付いて萩原T氏に3便目運転願いました。
明日も夕方が高潮位です。明日当番の皆さん、お気を付けて頑
張って下さい。
以上、本日の班長、西河嗣郎でした。

Filed under: 日記 — kc-sakai 6:44 PM  Comments (0)

酷暑の12日

 いきなりですが、回送中のフェニックス号に勢い良く、しかも操縦席間近にダイブしたボラをご覧ください。

9月12日(日) 残暑?と言うより酷暑の1日でした。

水門はまだ開きかけの状態

開ききったと思いきや、信号はまだ「赤」。それから暫くして信号が「青」になった時の水門とは、どういう差なのか見比べて見ましょう。

う~ん・・・・・、わかりません。。。

まぁ、とにかく、ここでのルールは「青」になってから進むと言うことで、みなさん、遵守しましょう。

 

と言う訳で、良い子のお出迎えは青サギ君でした。

 

 

さて、第1便は水位がデータ上192、実測195 でしたので運航中止としました。

と言うと格好いいのですが、ほんとは予約も飛び込みも無しでした。もっとも、最初から予約は第3便の大人3名様のみでスタートしていたのでした。

しかし、この時間の気温は、既に40度!!!

 うだるような暑さの中、受付電話が次々に鳴り響き、第2便は16名(実数)にまでなり、気合を入れて香川船長と天満さんのガイドで出航。

いてらしゃい。

 

さて気になる気温はえぇぇぇ!!!    マジですかぁ?!?!

 

その後暑さにも負けず、第3便にも予約3名から少し伸ばして、合計8名(実数)にまで増え、こちらも香川船長と天満さんのガイドで出航。

 

観光市場も終わる頃の2時前に、石田さんが嬉しい差し入れを持ってやってきてくれました。

フローズン・ジュース? ぶどうとマンゴーの爽やかで冷たさも心地よい最高の差し入れでした。ご馳走様でした。

 

全体的に曇りだったのですが、脅威の暑さでメンバーは皆清涼飲料水を2,3ℓ は平らげていました。 そして3時前には何故か気温が下がり、でも暑い・・・。

 

最終便は15:30まで待ちましたが飛び込み無しで運航中止としました。

 

■本日の乗船者数

大人17名、子供3名、幼児4名

■本日のメンバー

香川、堀江、天満、と私宗和でした。

 

今日17日になって、ようやく秋らしくなったようですが、油断は禁物です。

明日からの当番の皆さん、桟橋は灼熱地獄ですので、熱中症対策を万全にして頑張って下さい。

 

以上、宗和でした。

Filed under: 日記 — kc-sakai 11:26 PM  Comments (0)

水上ウォッチング

S小学校(3年生)とY小学校(6年生)の水上ウォッチングでした。

我家にも3年生と6年生がいるので面白かったぁ~

大前先生が橋に頭をぶつけそうになると・・・

3年生は『あ!あぶな~い!』

6年生は『・・・・・・・・・・・』

6年生になると若干・・・口数が少なくなります^^;

 

9:15頃・・・水門が閉まっていたので電話を入れて開くまで待機。

 

 

 

3年生の子供達は乗り出して喜んでました。

Filed under: 日記 — kc-sakai 4:32 PM  Comments (1)
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