秋季運航前準備
2010年秋季運航前の準備と言うことで、8月28日(土)10:00~ 船長メンバーが集結しました。
今回は萩原Tさんを中心に、船の係留方法について、船長全員が同じ方法でもやいを結ぶ為の勉強会も実施しました。
基本の考えとして、1艇に対して前後2つのクリークから “V” 字になるように4箇所のビットへ結ぶ事になり、更に船同士を前後1箇所づつ結んで10本のロープをとりますが、 “V” 字に対して1本で渡しても構いません。
こんな感じですが、わかります?
今回はレスキュー艇のシートを捲って、驚きました。
雨水が入り込んで長い間放置していたのが主な原因ですが、この船の航行中の不安定さは他にも原因があるようで、通常は水抜きの時だけ空ける穴から海水が入り、しかも片方だけなので船が揺らされる(大きくロールする)事によるものと判明。
とにかく暑い・・・ と言う訳で1回目の休憩
さて休憩が終わって船に戻ると、更に大きな問題が発覚!
① フェニックス号のバッテリーあがり
② レスキュー艇の船検切れ
①の原因は最終運航日の終了時に、マイクのスイッチをONにしたままだったと思われます。
船長の皆さん、本来1週間動かさない時は、バッテリーのケーブルを外すなどの処置が最良ですが、帰り際にいちいちレンチを出して作業するのは面倒ですので、せめて出島に着いてからでも再度スイッチを確認するようにしてください。
さて深刻なのは②で、実は6月で船検が切れていました。 保険が効かないのもそうですが、海上保安庁に止められたら違反で取り締まられるところでした。幸い前回の事故の時は5月でしたし、6月は緑のヨットから結ばれていたもやいが解けない為にレスキュー艇は殆ど出してなかったと思います。
と言う訳で、レスキュー艇でフェニックス号を牽引しながら2艇とも作業用の桟橋へ移動。
フェニックス号は荷物を全部桟橋に降ろしてスノコも外し、高圧で洗ってもらう事にしました。
ここで2回目の休憩を入れ、後は金具の取り付けとガソリン
高圧洗浄後のフェニックス号に溜まった水は、ビルジポンプでも駄目との事でしたので、手でかい出すことに。
真宮隊長、植木船長、香川船長、石田船長、小仲さん、萩原Tさん、と私宗和でした。
お疲れ様でした。
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