パネル展を開催します。

街では秋祭りの季節になりました。IYS9期も早いもので、オーストラリアから帰国して7週間がすぎ、この間も団員たちは現地で見て聞いて感じたことを報告集会に向けてのまとめにはいっています。

それと同時進行で、皆様に見ていただくためのパネルの制作にかかっておりますが、そのできあがったパネルを見ていただくための「活動紹介パネル展」を以下により開催いたします。

来る10月19日(土)に堺まつりの開催に合わせて「IYS活動紹介パネル展」をおこないます。

今年度は昨年に引き続きオーストラリア南東部に行ってまいりました。そこには、知っているようで知らなかったオーストラリアという国についてや、先住民の現状だけでなく、原子力エネルギーにかかわる日本とオーストラリアとの切り離すことのできない問題などがありました。

今年のパネル展示では、そのように知っているようで知らない先住民族のことや原子力エネルギーについても紹介をさせていただいております。

パネル展の会場では、活動の内容やパネルの説明などを団員が説明をさせていただく予定で待機していますので、お気軽に質問やお声掛けくだされば、現地での様子などについてお話しさせていただけると思います。

同時に昨年までの海外派遣活動についての報告集などもを、自由に見ていただけるように準備をしていますのでこちらも御覧ください。

また昨年同様、クボタユニオンさんや堺YMCAさんのご協力によるバザーやキッズコーナーも開催していただきますので、御家族連れで来ていただければさらにうれしく思います。

それでは現場でお会いできることを楽しみにお待ちしております。

写真は昨年の堺まつりから

皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。

Filed under: IYS1年間の活動記録,事務局から,未分類 — ⅠYS事務局 2:02 pm  Comments (0)

出前講座に行ってきました。

ご依頼をいただいた所に出向いて、海外派遣活動の内容や海外の様子をお伝えする「出前講座」に行ってきました。

6月14日には、社会福祉法人の職員の方々を対象とした勉強会にお招きをいただきました。

今回は主催者様のご希望により、マーシャル諸島共和国の紹介をとおして、多文化理解と異文化への受容へのお話をさせていただきました。

6月18日には中学校での授業に参加させていただきました。

中学校の1年生の授業で国際理解の入り口になるようなお話ができればと、マーシャル諸島やオーストラリアでのお話を、それぞれの時に派遣された団員OBに集まってもらい、お話をしてもらいました。

1・2時間目を使って4クラスを順番に入らせていただき、一人一人が当時のことを思い出しながら、未来の鳳雛への期待を込めたお話をさせていただきました。

ご依頼をいただき、私たちの講座のために準備をしていただいた両団体の関係者の皆様にお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

IYSでは海外派遣や各種事業をとおし、人権意識と国際感覚を身につけた青年の育成を事業目的として活動を行っていますが、今回のように「社会活動の経験の場」を提供していただくことが、何よりも一人一人の貴重な体験であり、青年の育成につながるものと思いますので、地域で、グループで、海外について知りたいとかのご希望があれば依頼をいただきたいと思います。

追伸:IYS9期の事前研修は、早くも今週末に合宿を迎えることとなりました。9期の団員たちはどんな合宿になるやらドキドキですが、同時に参加するOBたちは同窓会気分でワクワクしているようです。

その様子はまた後日にこのブログで報告させていただきます。

Filed under: IYS1年間の活動記録,事務局から,未分類 — ⅠYS事務局 4:18 pm  Comments (0)

大自然を満喫!野生の動物に遭遇!!

 8月22日は、パルマ森林公園の中にある「アボリジナルコミュニティー」を訪問。

 過去の「迫害の歴史」から、外部の人間に対する警戒心が強いらしく、少し緊張感を持った訪問となりました。

 午前中は、キングフィッシャークルーズとして、川面から、自然環境について学びました。

    マレー川の水深は、例年であれば1.5m程度ですが、今年は、4.5mもあり、通常なら上陸できる土手先も水没していたようです。

 野生の動物の生き生きとした姿を観察することができました。

 野生の「カンガルー」が草原に姿を現わし、「ペリカン」が水面から水しぶきをあげながら飛び立つ姿には、思わず歓声があがりました。

 コアラの後姿を見ることもできたようですよ。

 次に、アボリジナルコミュニティーにある診療センターを訪問しました。これまでの長い歴史の中で、コミュニティーが味わってきた幾多の苦難や、現在、おかれている状況などについて、詳しくお話を聞かせていただきました。

 周辺地域の案内もしていただき、あらためて大自然の雄大さ、素晴らしさを実感できました。また、アボリジナルの人々の思いを聞かせていただき、真の平和や幸福の重要性、必要性を痛感しました。

 ホテルに戻り、帰国後の活動の方向性などについて話し合いました。また、現地で、これまでに各々が感じてきたことや、知り得たことなどについて、情報や意見の交換を行い、一定の意思統一が図れたように思います。

 いよいよ、スタディーツアーも終盤に突入しました。

Filed under: 未分類 — ⅠYS事務局 9:58 am  Comments (0)

マーシャル諸島活動報告 (8/28・最終日)

8月28日(日)

今日は朝から快晴となり、最終日にうってつけの天気でした。
日曜礼拝は10時半から参加し、12時に礼拝終了。
その後にIYSの個人スピーチを約1時間で行いました。

教会に残っていただいた方は満席状態で100人以上はいました。その中には英語が通じない年配の方々もいたのですが、残っていただき発表を聞いてくれました。

教会での発表は団員が全員前に並んで、一人ずつマイクで発表しました。

そこでは、昨日以上に堂々と発表する団員の姿があり、また、聞いている方々も「アー・ンー」と感嘆の声をあげて聞き入ってくれました。

発表後は意見交換はなかったのですが、歌を歌っていただき、参列者一人ずつ団員と握手を交わしマーシャルの人の心の温かさを再認識しました。

最後はIYSから「上を向いて歩こう」「旅立ちの日に」を歌いました。
「旅立ちの日に」はさすが練習しただけあってハモリもあり、教会に響きとても感動的なしめくくりでした。

事務局から、
IYS海外派遣団7期一同は、お読みいただいたとおり元気に現地での活動を終え帰国の途に就きます。
深夜にマーシャルを発ちグアムを経由し明日の朝10時に関空へ帰着予定となっています。

帰国後はそれぞれの日常生活はもちろんのこと、資料やデータの整理、個人テーマなどの報告資料作りなど、また多忙な日々を過ごすことになりますが、皆さんの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

Filed under: IYS1年間の活動記録,事務局から,未分類 — ⅠYS事務局 6:48 pm  Comments (1)

IYSパネル展やります!!

こんにちは。過ごしやすい季節になってきましたね。

さて、IYSは今週16日(土)に堺東の堺市役所市民広場前にて、昨年・今年と海外派遣へいったマーシャル諸島についてや、IYSの活動についてのパネル展示を行います♪♪昨年からマジュロ病院や女性NGOなどの新たなパネルも追加しました!!

当日は今年の団員もいますので、気軽にお声かけくださいね。

また、同時にバザーや子ども遊び広場なども開催しますので、興味のある方はぜひ来てください☆

Filed under: 未分類 — ⅠYS事務局 2:34 pm  Comments (0)

マーシャル諸島 派遣情報④(現地活動)

22日は、日曜礼拝と被ばく体験の継承団体ERUB(エラブ)への訪問でした。
キリスト教信者の多いマーシャル諸島では、一般的に日曜礼拝を習慣としています。そこで、ムームーという民族衣装に身を包んだ多くの現地の方と共に、日曜礼拝を体験しました。
また、ERUB訪問ではアメリカによる核実験により被ばくした方から直接お話を聞きました。実際に被ばく体験をされた方の話は、団員一人一人にどう響いたのでしょうか。

前回の更新では晴れわたっていた天気だった現地ですが、昨晩からは雨が降っているとのことです。
しかし団員は、28日に現地の人を迎えての発表会をするため、チラシを作成し本日から様々な所で配るそうです。
どれだけの人が興味を持ってくれるのか・・・楽しみですね♪
今回は写真はありませんが楽しそうな様子が感じられます。

さて、本日は国会、大統領訪問、そして下水処理場の訪問の予定となっています。

Filed under: IYS1年間の活動記録,事務局から,未分類 — ⅠYS事務局 9:21 am  Comments (0)

3月14日 IYSドリームスクエア

 

平和を考えるライブIYSドリームスクエアが無事終了しました。

当日は天候にも恵まれ、多くの方々にご来場いただきました。

海外派遣団員によるマーシャル諸島の説明に続き、6組のアーティストの方々に平和や命の尊さをテーマにした曲を演奏いただきました。

最後に来場者の方々も一緒になって「We are the world」を歌い、盛況の内にライブは終了しました。

 今回のイベントに参加された方々にとって、マーシャル諸島のことを知り、平和について考える機会になればと思います。

 

 来場者のみなさん、出演者のみなさん、スタッフのみなさんのおかげで無事に終了することができました。本当にありがとうございました!

 

Filed under: 未分類 — ⅠYS事務局 10:34 am  Comments (0)

ヤングサンタ 訪問家庭募集

インターユース堺では、1223(祝日)に実施予定のヤングサンタ事業の訪問家庭を募集します。

1223日の夜にサンタクロースに扮した当会の青年が家庭を訪問します。事前にお預かりしたプレゼントの他、ゲームや手品等を行いクリスマスを盛り上げます。

 

 実施日時

  20091223日(祝日) 18時~20

 対象 

  就学前(36)のお子様のおられる家庭

 定員 

  8家庭程度

  各家庭の訪問時間は約20分です。

 申込方法 

堺市役所市政情報センターと各区役所市政情報コーナー等で配布している募集要項をインターユース堺事務局分室まで(郵送か持参)

 申込期間 

1130()まで

 

 

 

Filed under: 未分類 — ⅠYS事務局 11:27 am  Comments (0)

関西国際空港への到着時間について

CO977便の到着が定刻より30分早くなっているようです。

現在の到着時間は9時半の予定です。

Filed under: IYS1年間の活動記録,未分類 — ⅠYS事務局 7:48 am  Comments (0)

インターユース堺・消防プロジェクト(2006~2008)について④

2008年度活動内容

 

 2006年から3か年計画で実施された「住民組織による消防・防災体制作りのモデルプラン作成事業」の最終3年目として、2007年度に作成した3つのプログラムを現地指導者を中心として実施しました。

 

1.指導者育成のプログラム

    サラワク州消防救助局訪問…サラワク州全体の消防署を管轄するこの消防局を訪問し、ロングハウスへの火災対策を継続して行うことを依頼しました。

    スンガイ・メラ消防署訪問…消防プロジェクトを実施した村を所管するシブの町にある消防署を訪問しました。この訪問には4つのロングハウスから13人の村人が参加しました。消防署の方々と意見交換を行い、効果的な消防の制度を教えていただくことができました。また、訪問後に村の人々と消防署の人々の交流会を開き、両者の関係がより深まったのではないかと思います。

 

2.初期消火訓練のプログラム

    初期消火訓練…2006年、2007年度の活動拠点であったルマ・セリの近隣の村で、子どもから高齢者まで多くの住民が実際に消火器を使って、初期消火訓練を実施しました。過去2年間で消火器による初期消火訓練を経験してきた現地指導者がこの村の人々を指導しました。

    パネル作成…初期消火訓練に参加していない子どもたちには、消火器の取り扱いを書いたパネルの塗り絵の色塗りをしてもらいました。子どもも直接参加したことで、パネルや消火器にいたずらをすることもないと思われます。

    消火器とパネルの設置…ルマ・リヤンでは、子どもでも取り外せるように、各世帯の入り口付近の地面から約1mの高さに消火器を設置しました。

 

3.住民の防火意識を向上させるプログラム

    火災の映像上映…火災の恐ろしさを理解が大切であるため、実際の火災の映像などを村の人々に見てもらいました。

    意識調査の実施…私たちがホームステイをさせていただいたルマ・セリで、消防に関する住民の意識調査を行いました。

 

4.意識調査の結果

回答の結果、次の事項を住民が自発的に実施してきたことが判明しました。

・消火器の掃除

・消火器の正しい使用方法の手順の把握

・消火器設置場所の把握

・火災が多い6月に消火器の点検実施

2007年度作成の防火ルールの把握

・新たなルールの追加

・近隣の村を含めた消防ミーティング

これらの調査結果から、「防火意識の向上」、「消火器の使用法の把握」、「現地指導者の成長」が見られ、私たちが実施してきたプログラムの内容が住民に浸透していることが確認できました。私たちが訪問した時だけの行動ではなく、私たちの帰国後に住民たちが自主的に行動し、形にしていました。つまり私たちが目的としてきた、『自立支援』と『人材育成』が達成できたといえます。

 

5.これからのロングハウスの消防・防災体制

インターユース堺が3年間行ってきた「住民組織による消防防災体制づくりのモデルプラン作成事業」は2008年度で終了しました。これからはAVC及びSCSが中心となってイバンの人々へ消防に関する支援を行っていくのだが、その中で重要になってくるのがイバンの人々と現地の消防署との関係です。

今年度、現地消防署に訪問した際にロングハウスで「消防委員会」を設置し、日本円で約1,000円の登録料を消防署に払うと、消防署から消防に関する資料及び講習を受けることができ、その講習を受講すれば、消防に関する知識やトレーニング内容を他の村に伝える資格が与えられることが判明しました。つまり、この制度を利用すれば、イバンの人々は現地の消防署からの直接的な支援を受けることができるのです。

しかしながら、こういった制度があることはイバンの人々にはほとんど知られておらず、消防署も制度をイバンの人々に伝えきれていないというのが現状でした。その中で、私たちが地域で消防活動のリーダーとなる自覚をもった13人もの村人と共に消防署に訪問したことで、イバンの人々にこの制度が伝わったということは大変大きな収穫でした。一緒に活動してきた現地の指導者は「早速村で消防委員会を設置して、消防署に登録を行う。」とおっしゃっていました。

これまでイバンの人々は、消防署に対して「自分たちからは遠い存在である。」反対に消防署はイバンの人々に対して「どうアプローチしてよいか分からない。」といった「見えない壁」が存在していました。しかし、私たちの消防プロジェクトの活動を通じて、イバンの人々と消防署の間で直接的な意見交換や交流をもつことが成功し、両者の間にあった「見えない壁」が取り払われるきっかけとなりました。このことにより、私たちインターユース堺が現地での活動を終了してもAVCSCSの支援を受けながら、現地の消防・防災体制は今後もたくさんの村や人に広まっていくことが期待できます。

 

次回はプロジェクト終了後のイバンでの消防活動について報告したいと思います。

Filed under: 未分類 — ⅠYS事務局 11:54 am  Comments (0)