校区福祉委員会 北区実践研修会を開催!
東浅香山校区・龍野委員長 光竜寺校区・脇副委員長
2月1日(月)の午後に校区福祉委員会北区 実践研修会『考えてみよう 地域の見守り活動』を開催しました。この研修会ですが、社協と校区福祉委員会が一緒になってお互いに学びの機会を作っていこうと、今年度より区単位で研修会を企画・開催しています。
研修のテーマとなったのは、平成20年度より堺市の各校区福祉委員会で取り組まれている「お元気ですか訪問活動」。同活動は、地域でのサロン活動に参加できない方など見守りが必要な方を校区福祉委員会、自治会、民生児童委員、地域のボランティアさんなどが協力して、訪問し見守っていこうという活動です。
今回は東浅香山校区、光竜寺校区から活動の様子を紹介いただき、大阪府立大学 人間社会学部 小野達也先生に講評をいただきました。東浅香山校区では、単位町会ごとに町会長が中心となり見守りを行い、その活動を民生児童委員がサポートする形で見守り活動を進めています。光竜寺校区では、単位町会ごとに町会長、民生委員、老人会役員が一緒になって対象者宅を複数名で訪問し、見守り活動を行っています。両校区の活動の特筆すべき点は2点。まずは、自治会、民生委員、老人会など校区の各種組織が協力し、校区一体となって活動を進めている点。そして、町会ごとという小さな範囲でのつながり作りを目指している点。
現代社会は、価値が多様化した社会であると言われ、放っておいてほしいというプライバシーの権利が地域での繋がりづくりの足かせになることがあります。その一方で、人と繋がっていたいという欲求も多くの人が持っている感情ではないでしょうか。このようなご近所付き合いを基本とした見守り活動が、地域コミュニティーの再構築に寄与することを期待したいものです。
発表者のお二人と小野先生 会場は80人の熱気でいっぱい
地域包括支援センターさんからの情報提供