8月22日は、パルマ森林公園の中にある「アボリジナルコミュニティー」を訪問。
過去の「迫害の歴史」から、外部の人間に対する警戒心が強いらしく、少し緊張感を持った訪問となりました。
午前中は、キングフィッシャークルーズとして、川面から、自然環境について学びました。
マレー川の水深は、例年であれば1.5m程度ですが、今年は、4.5mもあり、通常なら上陸できる土手先も水没していたようです。
野生の動物の生き生きとした姿を観察することができました。
野生の「カンガルー」が草原に姿を現わし、「ペリカン」が水面から水しぶきをあげながら飛び立つ姿には、思わず歓声があがりました。
コアラの後姿を見ることもできたようですよ。
次に、アボリジナルコミュニティーにある診療センターを訪問しました。これまでの長い歴史の中で、コミュニティーが味わってきた幾多の苦難や、現在、おかれている状況などについて、詳しくお話を聞かせていただきました。
周辺地域の案内もしていただき、あらためて大自然の雄大さ、素晴らしさを実感できました。また、アボリジナルの人々の思いを聞かせていただき、真の平和や幸福の重要性、必要性を痛感しました。
ホテルに戻り、帰国後の活動の方向性などについて話し合いました。また、現地で、これまでに各々が感じてきたことや、知り得たことなどについて、情報や意見の交換を行い、一定の意思統一が図れたように思います。
いよいよ、スタディーツアーも終盤に突入しました。