地域での防災の取り組みを学ぶ 堺区障害者自立支援協議会


堺市では区ごとに障害のある人の地域生活を支えるために官民の関係する機関が集まり協議する場として障害者自立支援協議会が設けられています。
堺区では、今年度は防災をテーマに月に1度開催されており、7月は「地域の取り組みを知る」ということで、錦綾校区民生委員・児童委員会の信田民生委員長と錦西校区自治連合会の宮里会長に地域で進めている取り組みについて報告いただきました。
錦綾校区の信田民生委員長からは、平成21年から校区で独自に進める避難行動要支援者登録の取り組みについて報告いただきました。地域での見守りを行う民生委員の立場から、地域包括支援センターなどの高齢者福祉機関とは顔の見える関係ができているが、障害福祉機関とはまだまだな部分が多い。「ぜひ民生委員に期待して連携してほしい。」とのお話をいただきました。


また、錦西校区自治連合会/自主防災会の宮里会長からは、堺市のモデル校区として避難所開設アドバイザリー事業により校区で避難所運営マニュアルを作成するなどの取り組みを行っていること、町会単位での取り組みを促す試みなどについてお話いただきました。
お二人の話題提供を受けて、これらの地域での住民主体の福祉活動と障害のある当事者が平常時から繋がるためにはどうすればいいのかといった話題が参加者間で話し合われました。

堺区気づきのボランティア市民講座が開催されました。(1/23)

  1月23日に行われた堺区気づきのボランティア市民講座にたくさんの方に参加していただきました。ありがとうございました。

 今回は「あなたにもできる災害ボランティア~勇気を持って踏み出してみよう~」いざというときに役に立つ!災害時要援護者とのコミュニケーション」テーマにて、被災地NGO恊動センター代表 村井 雅清 先生にご講演していただきました。

 村井先生は、ボランティアは実際にはできる活動も広くあり、被災者に寄り添うだけでも心のケアになっている。また、被災者が人形作りのボランティア活動を実際に行っていることを通じて、人の役に立っていることを気づき、生き甲斐を感じることをお話していただきました。ボランティア活動への一歩踏み出す勇気を持たしていただいた講演をしていただきました。

 先生の講演後、堺手話サークル連絡会さんが「聞こえにくい方への声かけワンポイントアドバイス」をテーマにミニ講座を行い、緊急時役立つ手話を参加者全員に一緒に行いました。とてもわかりやすく教えていただき、参加者の方にも手話に関心を持っていただくきっかけづくりとなりました。


  

 今回の講座では手話通訳や要約筆記のボランティアさんにもご協力いただき、障害がある方も参加していただきました。ふだんの生活から支えあいをしていくことをあらためて感じました。

錦綾校区 秋祭・防災運動会(10/23)

 錦綾小学校で行われた防災運動会は、たくさんの競技に子どもからお年寄りの方が参加し、大盛況でした。団体競技も多く、自治会チーム内での親睦を深めると同時にチームワークも大いに発揮、勝った喜びが何十倍も大きく思えました。(スプーンレースから撮影しました。すみません)

 今年も防災運動会では、堺区役所の自治推進課、堺消防署にも協力をいただき、
堺区役所自治推進課よりアルファ米50人分の炊き方をの実演説明がありました。

 お湯を入れて、25分後にできあがり、婦人会のみなさんが分配を行っていました。みなさん、何度か訓練しているので手際もとてもよく、分配していました。「少し水が多かったかな」「今回はうまく炊けた」と振り返りをしながら、行っていました。

 昼からの競技から、堺消防署の署員が、タンカの作り方を教え、自治会ごとで作り、搬送ゲームを行いました。タンカは長袖の上着もしくは毛布、竹竿があればできます。みなさん、消防署員話を真剣に聞いていました。

 また、バケツリレーを自治会 20人で行いました。消防署員がバケツリレーの行い方の方法が3つあることを伝え、自治会でどのように取り組むか話し合って決めていました。「よーい。スタート!」となれば、みなさん一致団結!バケツを懸命に運んでいました。

 昨日は雨だったのですが、当日は秋晴れのいい天気ででき、各関係機関と一緒に取り組んだ防災運動会は、とてもよかったと思います。災害に備えるチーム錦綾!!チーム結束力が増している気がしました。

堺区気づきのボランティア講座にお越しいただきありがとうございました!!

 大変遅くなりましたが、まず、9月29日に行われた堺区ボランティア気づきの市民講座に105名の方にのお越しいただき、本当に本当にありがとうございました!!

 今回はのテーマは「いざというときに役に立つ!災害時要援護者とのコミュニケーション」で関西大学 人間健康学部 助教 窄山太先生にきていただき、お話ししていただき、その後、堺区さかいボランティア連絡会より、災害時要援護者の対象者とかかわる4つのボランティアグループにミニ講義をしていただきました。
 まず、窄山先生は、ボランティアとしての災害時要援護者とのコミュニケーションをわかりやすく、丁寧におはなししていただきました。

 堺外国人日本語クラブのキャシーさんは「日本語が不自由な外国人への心配り」をお話ししていただきました。キャシーさんは石巻に行き、実際に被災された外国人のインタビューを行い、チラシやパンフレットにての備えの必要性をお話ししていただきました。

 堺市要約筆記サークル(堺ひまわり)の城堂さんは、「気軽にペンの力を」をお話ししていただきました。聴覚障害者への情報保障の最優先や正確に伝えること、ペンでの書き方の工夫点などお話ししていただきました。

 手話サークルかめのこ、木馬、トゥモローは「いざというときに役に立つ手話を一緒にやってみよう」をテーマに災害時の聴覚障害者がどのような場面で支障があるのか寸劇を行い、緊急時の必要な手話をみんなで行いました。

 キャップハンディ指導ボランティア・さかいの井上さんは、視覚障害者がどのようなことが困っているのか具体的に話し、障害者への思いやりの大切さをお話し、視覚障害者へのサポート方法を実施しました。

 また、堺市点訳ボランティアひかりの会さんは毎回点訳編集しているジュニアエラ、点訳パソコンを試しで打てるように協力していただきました。

 今回の講座では障害がある方もたくさん参加していただきました。また堺市中途失調難聴者協会機関誌「ふくみみ」にも掲載していただきました。ありがとうございました。
 ・災害時要援護者のことを考えてみること、
 ・普段のときからの災害時要援護者に対して思いやりが大切であること、
 ・思い切って声をかけてみること、
一人でも多くの方が賛同して協力できたらと切に願っています。

錦綾校区の福祉講座が放映されます!!

災害に備えるチーム錦綾!!


「災害での備えて」錦綾校区の取り組みが放映されます!!
ジェイコムチャンネル(デジタル11チャンネル)で、
(インターネット堺市チャンネル
http://ch.yahoo.co.jp/sakai/index.php?catid=344
でも見ることができます)
放送日程:8/27~9/2
放送時間:22:15~22:30もしくは15:00~15:15

 

今年の錦綾校区の住民福祉講座は、堺市役所の危機管理室より講師を招き、「災害に備えて」福祉講座がありました!!皆さん、熱心です。
また、10月23日に錦綾小学校で、防災運動会が行わる予定です。災害の備えを校区一丸でで取り組んでいます!


 

 

英彰校区ミニオリンピック(11/7)

地域の団結力―地域の防災力を高めるためにー

 117日(日)英彰小学校で「英彰ミニオリンピック」が、行われました。先週は台風接近の恐れがあり、順延したこともあって地域のみなさんが待ちに待ったミニオリンピック。みなさんの大歓声が空の厚い雲を取り除き、昼前からお日さまもさしてきました。

校区を6ブロックにわけ、チーム対抗戦を行っていました。自分のチームの応援旗を振ってエールを送ったり、もらった景品を「よかったやん。」と近所の人ともに喜んだり、隣近所とのつながりをより深めるきっかけとなっていました。

堺区では、地域の防災力を高めるために、先月でも錦綾校区でも担架運び搬送ゲームなど取り入れた防災運動会があったように、地域でも災害時等への取り組みが行われつつあります。先月の奄美で起こった水害も人ごとではないと思います。英彰校区のミニオリンピックは「地域の方が日頃の備えと、家族と地域とのコミュニケーションが大切!」のフレーズどおりの行事だったと思います。地域の方のみなさま、お疲れ様でした。

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