泉州ひまわりネット

  梅雨明け一週間後の酷暑の土曜日です。今年も市内の龍谷保育園にお邪魔しました。もし屋外での作業だったら　我ら高齢者は間違いなく熱中症で倒れていたのではと思われるほどの強力な直射日光と高温でした。しかし昨年から　保育園のご配慮で会場を室内にして頂き、お陰さまで全員元気に務め終えました。
　今年は趣向を変えました。例年、おもちゃ作りをしてきましたが　おもちゃ作りができる年齢に至らぬ園児も多く　しかしおもちゃには興味駸々なので　今年は思う存分、遊びを楽しんでもらいたいと思いました。
その為に　１０数点・数百個の（本当に５００点近くの作品ですよ）手づくりおもちゃを事前に作成し持ち込みました。

この写真のように大快晴の園内の会場の準備風景です。すでに恒例の「やぐら」が組み立てれていて　若い先生たちがタオルで頭を熱射から防御して　汗だくで準備に大わらわでした。
 　さて「夏まつり」の開場です。早速　私たちの会場（教室）には行列が出来ました。　１～２歳の園児はまだ今日の遊び「飛行機飛ばし」が出来ないので　入園証にシールを貼ってもらって好きな番号札をとって　その番号の「手作りおもちゃ」をしてもらいました。

３歳以上の園児たちは　シールを貼ってもらって「飛行機飛ばし」に挑戦しました。　
飛ばした「飛行機」が着地した場所にある「おもちゃ」が貰える　そんなお遊びです（輪投げと同じ遊び方です）。

女の子「まあまあ飛んでくれたけど　隣のおもちゃの方が欲しかったのに！」　男の子「どこに着地かな？」 まずは飛んでくれてホッとしたところかな？

景品に「ストローとんぼ」をもらったけど　「どないしたら飛ぶのん？」
ここが「泉州ひまわりネット」の真骨頂！　「よっしゃ　一緒に飛ばそう！」です。
教えるのんとちゃいます（結果はそうですけど）、一緒に遊ぶんです。

私たちは子供たちは同然　参加者が 「作って　&　遊ぶ」 ことをモットーにしています。　子供たちは「作ること＝創造力、遊び＝想像力」の天才なんです。　その「天才の素材の芽」を早めに摘んでしまうのが　現在の社会なんです。
教室でいろんなおもちゃで遊んでいると　外から「どらえもん」の歌が聞こえてきました。恒例の ♪やぐらおどり♪ が始まりました。

毎年　そうなんですが　儀式のように全ての園児たちが「浴衣姿」でやってきます。　 そら　可愛いもんでっせ！　「なんや お尻が大きいなぁ」 と思うたら  まだ “おむつ” をしている園児だったり！！
園児たちの浴衣姿に混じって　若い先生方も浴衣姿で参加。　しかし　この場の若い女性の先生たちは　うちわ片手に涼しげに街を散策する浴衣姿ではなく　襟にタオルをまいて頭からタオルを頬かむりしての大奮闘なんです。暑さにも負けず　園児のために明るく頑張っている姿をみて　感謝 感謝！
そんなこんなの２時間。日没にはまだ少し間があり　酷暑の時間帯ですが　園児や先生方に「ありがとう　ごくろうさま」を言って保育園をあとにしました。