第8回事前研修です!!
今回の研修は、ミナミナの会の藤戸ひろ子さんを講師に招いて、アイヌ民族の文化・伝統を楽しみながら真剣に、一緒に学びました。
最初に、「ミナミナ」ってなんでしょう?「ミナミナ」は、アイヌ語でニコニコという意味です。 全世界の人がいつも笑顔でいられたらどんなに 幸せなことだろう。 笑顔でいるだけで人と人とを結ぶ。 そんなふうに皆がなれたらな。と思いこの名をつけられたそうです。
今回の研修も「ミナミナ」にピッタリの内容の研修でした。
講師の藤戸さんは、毎年「IYS」の事前研修に来ていただいています。
いきなり「モンゴル語」でのあいさつで、団員もビックリ!!
アイヌ民族は、モンゴル国とロシア国に深い関係があります。
藤戸さんは、どちらかというとモンゴル国に近いらしいです。
今年度IYSが海外派遣でモンゴル国に行くので、団員にアイヌの代表的な楽器「ムックリ」をプレゼントしていただきました。「ぜひ!しっかり練習して、モンゴル国で演奏をお願いします。」ということになりました。
さぁ~モンゴル国での楽しみが一つ増えました。演奏する団員さん、期待していますよ!
アイヌの唯一の絃楽器、五絃琴の「トンコリ」、アイヌの人たちが伝えてきた「究極の癒し」の楽器も紹介してもらいました。
最後に団員のみなさん一緒に輪になってアイヌの踊りを楽しみました。
アイヌ民族は、私たちの国に共に住む先住民族です。アイヌ文化は、自然に生かされていることを感謝し、そして自らを大切にする事と同じように他者を思いやる事など、現代社会に生きる私たちが忘れかけている事をそっと教えてくれます。
団員のみなさんは、アイヌ民族の文化・伝統にふれることで人権を考える機会になったことでしょう。