♡♥ (第4回事前研修)合宿を行いました① ♥♡

 5月の末に始まりました第10期団員の事前研修もいよいよ中盤に差し掛かり、第4回目を迎えました。

 今年も午前中の研修・フィールドワークから、紀泉ワイワイ村での合宿と充実した内容の研修になりました。

 IYSの合宿の魅力の一つにOBが多数参加してくれるところにあります。研修の講師や事務局からの「一方的な」話を聞くだけでなく、団員としての経験談やアドバイスは、団員一人一人にとても心強いものとなります。

 今年も二日間の活動の様子を写真を使って、団員の声をご紹介させていただきたいと思います。

① 6月21日、朝からふれあいセンターに集合した10期団員は、合宿に関する注意事項や連絡事項の後、自分達で何をするのかを話し合いました。事務局からは「山の中の古民家風の施設」としか聞かされていませんでしたが、当日の今日になって「しおり」っぽいものが配布されました。どうやら「事前に準備せず、目の前の条件に対して順応するためのカリキュラム」だそうです。少し「意地悪!」とも思ってしまいました。ゴメンナサイ


それでもやっぱり合宿ということでワクワクしてきました

② 打ち合わせが終わると舳松人権歴史館の見学です。説明は「同館の管理を行っているNPOの方」と聞いていたのですが、おおっとびっくり!!、9期団員で事務局員でもあるAさんが・・・Aさんは今年度から臨時職員として活動をされているとのことで、今日が「説明担当」のデビューでもあるとのことでした。
 そんなことから、双方が妙な「緊張」をしながらも、聞いている団員の立場に立って説明をしていただきました。
 部落差別とそれに対する闘争の歴史や、今なお残る差別事象の現実と、その資料展示を見せて頂き、ほとんど話でしか聞いたことのない差別事象の現実について、驚きとともに人権意識の啓発の重要性を学ぶことができました。


話す方も聞く方も「微妙な緊張感」がありました

③ 歴史観の見学の後はフィールドワークです。近年の解放運動の成果や、歴史的な記録を自分たちの目で確かめ、実感することができました。


実際に見ながら説明をいただくと理解が進みます

④ さぁ、昼食を済ませたら紀泉ワイワイ村への移動です。バスでわずか一時間ちょっとの距離ですが、自然豊かな所にある施設で、心までもリフレッシュできるようなところです。鶯の鳴き声がこだましていました。ここが大阪府内であることに、いかに自分たちが地元の事を知らないのかとも感じてしまいました。


一部の機種以外、携帯電話は繋がりません!

⑤ 自然に恵まれたところではありますが、遊びに来たのではありません。早速みんなで準備をして研修が始まります。あまり知られていないオーストラリアの歴史から、その歴史の中で翻弄されてきた先住民族について学びました。


学校の世界史でも習ったことのない真実がありました

⑥ 引き続いて、海外渡航に関する諸手続きについて、旅行社の添乗員の方から説明をいただきました。添乗員の方は実際に私たちが10日間お世話になる方で、この合宿を含め、何度か私たちの研修の場に来ていただくことになっており、頼もしいお姉さんのような存在です。


なぜか少し、「迫力」を感じてしまいました

⑦ 研修が終わると宿棟に移動し、施設の説明がスタッフの方からありました。かまどの使い方や五右衛門風呂の入り方などをお聞きし、一つ一つがまた楽しみになってきました。


風呂の炊きつけも薪を使います


!!五右衛門風呂!!

⑧ さぁ、いよいよ自炊の開始です。事務局の某さんからは「晩御飯が食べられるかどうかは10期次第!」と妙な脅しをかけられましたが、ここは団結力の見せどころです。

⑨ 10期団員の英知の結集でおいしいご飯と豚汁ができあがりました。どうだまいったか!


おいしくいただきましょう

⑩ ご飯が炊きあがる頃には前庭ではIYSの役員の方やOBの人達、その他にも第一回の結団式に来賓で来られていた市の職員の方たちが鶏肉や野菜などの焼き物を調理をしてくれていました。本当に私たちは多くの人たちの支えれら期待されていることを実感しました。それでもやっぱり自分たちで作ったご飯は何よりもおいしかったです。

⑪ 食事が済んだらすぐさま夜の研修が始まります。食事の後片付けはOBの方たちがしてくれるとのこと。期待されてるんだなぁ~と感謝!

(事務局Nより)
 いかがでしたか?かなりハードなスケジュール!はまだまだ続きます。はてさて10期はこの合宿に最後まで耐えられるのでしょうか?この続きは頁を改めてお送りしたいと思いますので、引き続きお楽しみください。

Filed under: IYS1年間の活動記録,事務局から — ⅠYS事務局 10:23 pm
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