(第4回事前研修)合宿を行いました(最終話)
さぁいよいよ合宿の終盤戦です。ハードスケジュールな一日目を終え、若干まったりとした二日目、さぁてこの後はどうなるのでしょうか引き続き団員の声を紙芝居風にお伝えします。
①11時が近づいた頃に移動をしました。これから「グループ作業」の研修?です。OBや事務局の人達も含めてくじ引きでグループ分けを行います。そして施設の方から説明を受け、作業に入ります、その作業とは???
②グループ作業とは昼食用のピザ作りでした。
水の量を測る人、こねる人(これが一番しんどかった!)トッピングの野菜を切る人、などなど。必然的に他のグループとの競争になってしまいます。
③「タネ」の発酵を待つ間は自然と対話が弾みます。
昨晩の懇親会やさっきまでの交流研修の成果で、合宿前は話したことのなかったメンバーも旧知の友のように話すことができます。(これって事務局の狙い?)
④いよいよ生地をのばしてトッピングです。
そのデザインには個性が表れてきます。丸い形から四角や星型もあり、IYSの文字を作る人まで、本当に十人十色。ちなみに右下のピザはムンクの「叫び」だそうです。
⑤焼きあがったピザはおいしくいただきます。
やっぱりおいしいピザの食べ方は「ほおばる」ことですね!
⑥さぁ、楽しかった合宿も終りになりました。荷物をまとめバスに乗り、事務局の人の見送りを受け(えっ!)下山です。これから最後のプログラムである堺市立平和と人権資料館へ向かいます。
見送りをしてくれた事務局の人は、荷物やゴミとともに後から堺に戻るそうです。
⑦平和と人権資料館にきました。先程まで過ごしていた時間がいかに平和な時間であったか、そしてその平和が元からあったものでないことを深く感じました。
そして戦争ほど悲惨なものはなく残酷なものはないことを感じると同時に、戦争こそが最大の人権侵害であり、その戦争がまた新たな人権侵害を生むということを学びました。
以上で長いようで短かった一泊二日の研修は終わりました。私たちにとってこの二日間は今までの人生で経験したことのないようなことがたくさんありました。
この二日間を通して、IYSの事業目的である「人権意識と国際感覚を身につけた青年の育成」ということがどのようなことなのか、少しかもしれないけれどわかったような気がします。
同時に本当にたくさんの人達が私たちの成長のために力を尽くしてくれていることを知り、その期待の大きさと責任の重さを感じながら、残りの研修や現地での活動、事後の活動に頑張っていきたいと思います。
(事務局N)
合宿の報告いかがでしたか。この報告はお読みいただいている皆様にわかりやすく、楽しく読んでもらうために、事務局において団員の感想や意見をとりまとめ、若干の編集を行ったもので、特定の団員の意見ではありませんのでご了承をお願いいたします。
報告にもありましたが、いよいよ事前研修も中盤に入り、団員たちには個人テーマの策定や交流活動の内容やその練習、そして貢献活動の内容検討等、受ける研修以外にも多くの課題が待っています。それを一つずつ乗り越えながら大きく成長していってもらいたいものです。また、事務局一同そのために全力を尽くしてまいりますので、ご支援ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
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