(第4回事前研修)合宿を行いました①
5月の末に始まった第9期団員の事前研修もいよいよ中盤に差し掛かり、第4回目を迎えることとなりました。
今年も午前中の研修から、紀泉ワイワイ村での合宿、堺市立平和と人権資料館の見学と非常に内容の濃い研修でした。
特に今年は例年以上のOBの参加があり、新旧の団員の交流や意見交換なども行われ、非常に有意義な二日間だったと思います。
今回は二日間の活動の様子を写真を使って、団員の声を「紙芝居」風にご紹介させていただきます。
①6月22日、9期団員は朝からふれあいセンターに集合。合宿に関する注意事項や連絡事項の後、自分達で何をするのかを話し合いました。事務局の人からは「山の中の古民家風の施設」としか聞かされていません。いったいどんな所に連れて行かれるのでしょうか?ハラハラドキドキワクワクです。
②打ち合わせが終わると舳松人権歴史館の見学です。スタッフの方から部落差別とそれに対する闘争の歴史や、今なお残る差別事象の現実を聞かせていただき、その資料展示を見せて頂きました。ほとんどの団員は話でしか聞いたことのない差別事象の現実について、驚きとともに人権意識の啓発の重要性を学ぶことができました。
③歴史観の見学の後はフィールドワークです。近年の解放運動の成果や、歴史的な記録を自分たちの目で確かめ、実感することができました。
④さぁ、昼食を済ませたら紀泉ワイワイ村への移動です。バスでわずか一時間ちょっとの距離ですが、自然豊かな所にある施設で、心までもリフレッシュできるようなところです。鶯の鳴き声がこだましていました。信じられないことですが、携帯電話はほとんど繋がらないということが新鮮で驚きでした。(笑)
⑤自然に恵まれたところではありますが、遊びに来たのではありません。早速みんなで準備をして研修が始まります。私たちが行くことになるオーストラリア先住民アボリジナルの人達の歴史の中でも重要である、「盗まれた世代」について学びました。
⑥引き続いて、海外渡航に関する諸手続きについて、旅行社の添乗員の方から説明をいただきました。添乗員の方は実際に私たちが11日間お世話になる方です。第1回の研修からこの合宿など、何度も私たちの研修の場に来ていただき、団員一人一人とのふれあいの場を持っていただき頼もしい限りです。よろしくお願いします、お姉さん!
⑦研修が終わると休む間もなく施設の説明がスタッフの方からありました。せっかくこんなに素晴らしい所に来たのに、少しもゆっくりさせてくれない事務局の人達を少々恨みつつも、かまどの使い方や五右衛門風呂の入り方などをお聞きし、一つ一つがまた楽しみになってきました。
⑧さぁ、いよいよ自炊の開始です。事務局の人からは「失敗したら食べるものが無くなるよ」と脅しをかけられ(怒)ながらも、みんなで協力して炊き上げることができました。
⑨9期団員の英知の結集でおいしいご飯と豚汁ができあがりました。事務局の人に「この数年で一番おいしい」と言わせることができました。どうだまいったか!
ご飯が炊きあがる頃には前庭ではIYSの役員の方やOBの人達、その他にも第一回の結団式に来賓で来られていた市の職員の方たちが鶏肉や野菜などの焼き物を調理をしてくれていました。本当に私たちは多くの人たちの支えれら期待されていることを実感しました。(少し事務局の人達にも感謝)
⑩ごはんができたらみんなでいただきます。やっぱり自分たちで作ったご飯は何よりもおいしかったです。
さぁて食事が済んだら落ち着く間もなく夜の研修が待ってます。やっぱり事務局の人は「鬼」なのかもしれない。・・・つづく・・・
(事務局N)
いかがでしたか?かなり事務局は恨まれているようですが、この続きは頁を改めてお送りしたいと思いますので、引き続きお楽しみください。
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