本の紹介と1月の読書会のお知らせ

1月はお休みです。2月は、昨年8月の放送以来、大きな反響を得て何度も再放送された、「君が僕の息子について教えてくれたこと」(自閉症である自分自身の心の内をエッセイに書いた東田直樹さんと、それを英訳した作家のデイヴィッド・ミッチェル氏の交流を描いたNHK番組)の録画を見て、お茶とおしゃべりを楽しむ予定です。

☆第57回読書会:2/5(木)午後2時~3時半 テーマ:自閉症 東田直樹『自閉症の僕が跳びはねる理由』

第57回2月の読書会
テーマ自閉症 東田直樹『自閉症の僕が跳びはねる理由』
開催日時/2015年2月5日(木)14:00~15:30
開催場所/泉ヶ丘ホープ(ほーぷサロン)>>地図
参加費用/500円
企画担当/中村

お問合せ/072−291−7487

本の紹介と12月の読書会へのお誘い

ハウス加賀谷・松本キック『統合失調症がやってきた』(イースト・プレス、2013年)11月15・16日に、泉ヶ丘駅前ビッグ・アイ(国際障害者交流センター)で開催された「ともいき 第12回共に生きる障がい者展」に、皆さんは行かれましたか? 今回のイベント告知で目を引いたのは、『統合失調症がやってきた』著者のお笑いコンビ、「松本ハウス」さんによるコント&トークでした。1990 年代、CX「タモリのボキャブラ天国」などで人気絶頂期を迎えたこのコンビ、覚えておられる方は多いはず。

坊主頭に白いシャツと紫のスパッツがトレードマークだった、ハウス加賀谷さんの統合失調症の悪化により、松本ハウスは、1999年に突然活動を休止します。その後、10年の経過を経て、症状寛解。現在は、お笑いコンビ活動の他に、統合失調症の理解を深めるための講演会等も行っておられます。そんな松本ハウスさんの、ちょっと凄い、○○な闘病記です(あー、何て言ったらいいかわからない。とにかく、いろんな人に、突き刺さるポイントがあるはず! すごいよ、この本)。大野更紗『困ってる人』(ポプラ社、2011年)といい、最近は、芸のある当事者が多いなあ…。

◆関連するテレビ番組のご案内
ハウス加賀谷主演『バリバラスペシャルドラマ “悪夢”』
12/5(金)21:00~21:54 NHK・E テレ

今年の障害者週間(12/3(水)~9(火))に合わせて、主役、キャストのほとんどが障害者という日本初の特集ドラマが放送されます。幻覚のため、どこにも雇ってもらえず葛藤する統合失調症の男性(ハウス加賀谷)が、さまざまな障害のある人たちとの交流を通して、自分の障害を受容していく過程が、コメディータッチで描かれます。http://goo.gl/qjUrjy
♪介護・福祉関係のテレビ番組等を、ほーぷのホームページ/facebook ページを通して、随時案内しています。本を読むのが苦手な方も、テレビなら大丈夫!? 時々チェックしてみて下さいね♪

第56回12月の読書会
テーマ統合失調症、闘病(記)ほか
開催日時/2014年12月4日(木)14:00~15:30
開催場所/泉ヶ丘ホープ(ほーぷサロン)>>地図
参加費用/500円
企画担当/中村

お問合せ/072−291−7487

本の紹介と11月の読書会へのお誘い

9月13日の朝日新聞土曜版 be のトップ面「フロントランナー」に、竹城台ご出身で、昨年9月の臨時のご著書の読書会にもご出席下さった、岡 檀(おか まゆみ)さんが登場されました。(http://goo.gl/muKIgL)

この本は出版当初から評判でしたが、こうして 1年たった今なお、大きく取り上げられているのを見ると、そのお仕事のユニークさと、人を動かしたことの大きさを思わせられます。大学院の研究成果を一般向けにまとめた本ですが、著者の人柄をよく表すかのように読みやすく、軽やかな本です。

岡さんは本書で、徳島県旧海部町に見られる自殺率の低さに関し、自殺を予防する重要な因子として、①いろんな人がいてもよい、いろんな人がいたほうがよい、②人物本位主義をつらぬく、③どうせ自分なんて、と考えない、④病(やまい)は市(いち)に出せ、⑤ゆるやかにつながる――の 5 つを見出しています。この5 つに、私たちなりに、加えたり引いたりしながら、私たち、地域の「生きやすさ」を、一緒に考えませんか?

第55回11月の読書会
テーマ「生きやすさ」「生き心地」「自殺を避ける」
開催日時/2014年11月6日(木)14:00~15:30
開催場所/泉ヶ丘ホープ(ほーぷサロン)>>地図
参加費用/500円
企画担当/中村

お問合せ/072−291−7487

本の紹介と10月の読書会へのお誘い

前々回のテーマは「エンディング(ノート)」、前回は「お葬式・お墓」でしたが、次回はさらにその先へ、「スピリチュアル」を取り上げてみましょうか、ということになりました。

世界的ベストセラー『死ぬ瞬間』を著したエリザベス・キューブラー=ロスさんが、その後、スピリチュアルな世界への傾倒を深めたことはよく知られています。この世界には、日本でも、たくさんの有名人がおられますよね…。

私は、スピリチュアルというと、櫻井義秀『霊と金―スピリチュアル・ビジネスの構造』(新潮新書、2009 年)がまず思い浮かびます。皆さんはどんな本を思い浮かべられますか?

先日、「臨死体験 立花隆 思索ドキュメント~死ぬとき心はどうなるのか」という番組がありました(9/14・NHK スペシャル)。とかく霊的な話をしなくても、「死ぬとき、私の心はどうなると思う?」という話をするだけでも、楽しそうですよね。身近なスピリチュアルな本を手にとって、お気軽にお越し下さい。お待ちしています。

第54回10月の読書会
テーマ『スピリチュアル』
開催日時/2014年10月2日(木)14:00~15:30
開催場所/泉ヶ丘ホープ(ほーぷサロン)>>地図
参加費用/500円
企画担当/中村

お問合せ/072−291−7487

本の紹介と9月の読書会へのお誘い

前回の読書会のテーマは「エンディング」、今回は「お墓・お葬式」です。…という話を聞かれたある方が、「もう、なんでこういうのばっかりなのかしら?」とおっしゃったという話を伺いました。だって、その前の読書会で、皆さんと決めたんですから…(にっこり)。

この分野では近年、宗教学者・作家の島田裕巳さんが、『葬式は、要らない』『戒名は、自分で決める』『0(ゼロ)葬―あっさり死ぬ』と、立て続けに新書を出して話題になりました。他にも世間のニーズを反映してか、横田睦『お骨のゆくえ―火葬大国ニッポンの技術』、山崎譲二『手元供養のすすめ』、ひろさちや『終活なんておやめなさい』など、手軽に読める本が目白押しです。

どのような本でも、このテーマに関して興味を引かれた本を手にとられたらよいと思うのですが、「もう 1 冊」という方に私がオススメしたいのは、内田樹『死と身体―コミュニケーションの磁場』(医学書院)です。医学書院の優れたシリーズ:「ケアをひらく」の 1 冊として世に問われた本書において、筆者は、「人間は、死んだ者とも語り合うことができる」と述べます。さて、その本意は!?

当日は、明るく楽しく、お墓・お葬式の話をいたしましょうね! 乞うご期待。

第53回9月の読書会
テーマ『お墓・お葬式』
開催日時/2014年9月4日(木)14:00~15:30
開催場所/泉ヶ丘ホープ(ほーぷサロン)>>地図
参加費用/500円
企画担当/中村

お問合せ/072−291−7487

本の紹介と7月の読書会へのお誘い

須斎美智子『もしもノート~20 歳から 100 歳までの危機管理』 (NPO 法人ライフ・アンド・エンディングセンター、2010 年)
今月の読書会から、あらかじめテーマを決めて、そのテーマに沿った本を自由に読み合い紹介しあう、という形をとることになりました。そこで決まった7月のテーマは、「エンディング」です。
近年は、「エンディングばやり」といってもいいような状況で、「終活」というキャッチーなコピーも用いながら、世間でも盛んに取り上げられています。でも、実際にエンディングノートを書いたり、「終活」をされたことのある方は、どれくらいおられるでしょうか?
本書は、わずか 36ページ、500円で買える記入式のムックです。読書会にご参加の方で、これも手に取ってみたい、書いてみたいと思われた方は、ぜひお知らせ下さい。
「エンディングノートは、ライフノート」。副題の「20歳から100歳まで」とは、よく言ったも
のです。かつての「終末期医療のための事前指定書」「尊厳生(死)のための事前指定書」とは根本的に違う試みに、あなたも触れてみませんか?

☆第53回読書会:9/4(木)午後2時~3時半頃:『お墓・お葬式』。

第52回7月の読書会
テーマ『エンディング』
開催日時/2014年7月3日(木)14:00~15:30
開催場所/泉ヶ丘ホープ(ほーぷサロン)>>地図
参加費用/500円
企画担当/中村

お問合せ/072−291−7487

本の紹介と6月の読書会へのお誘い


ほぼ日刊イトイ新聞編『はたらきたい』(東京糸井重里事務所、2010年)
皆さんは、何のために生きていますか? 皆さんは、何のためにはたらいていますか?
この本のアマゾンの書評の一つに、きっと若い読者の人が、こんなことを書いていました。「……『仕事は適当に』と考えている全ての人に伝えたい。もちろん僕もその生き方を否定はしない。ただ、会社や世の中のせいにはするな、と思う。給料が低いのも、旅行に行けないのも、ブランド物が買えないのも、全部僕のせいで、全部あなたのせい。」 すごいなあと思う。世の中はあなたのものだし、人生もあなたのものだって、心から思う。応援したくなるし、私の応援などなくても、きっと素敵な人生を歩んでいるんだろうなと思う。
あなたがはたにいることで、あなたの大切な人は、らくになっているだろうか?ほーぷがこんなことになっている責任、世の中がこんなことになっている責任、あなたの仕事、人生、老後がこんなことになっている責任は、全部あなたのせいで、全部私のせいだといったら、あなたは何て言う?

☆第51回読書会:7/3(木)午後2時~3時半頃:『はたらきたい。』、伊藤洋志『ナリワイをつくる~人生を盗まれない働き方』(東京書籍、2012年)。

6月の読書会
『小さな起業で楽しく生きる』、『月3万円ビジネス』
開催日時/2014年6月5日(木)14:00~15:30
開催場所/泉ヶ丘ホープ(ほーぷサロン)>>地図
参加費用/500円
企画担当/中村

お問合せ/072−291−7487

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