「ひとり暮らし高齢者への配食活動」 錦綾校区
錦綾校区では、ひとり暮らしの高齢者の方に手作りの食事を味わってもらおうと、毎年この時期に配食活動が行われています。
当日の対象者は約150名で、主に運営を担っておられるのは、校区の高齢者や子育ての支援をされているボランティア「タチバナ」で、前日の準備と当日は朝早くから地域会館に集まり、調理に奮闘されていました。
ボランティアさんは、食事をお配りした時の高齢者の笑顔と「ありがとう!」の言葉がこの活動の原動力になっておられるのではないでしょうか。
ボランティアさんはテキパキと手馴れた調理により、心のこもった美味しそうなチラシ寿司が出来上がりたくさんのチラシ寿司を見ると圧巻です。
チラシ寿司の包装紙は、俳句を趣味でされているボランティアさんの一句をあしらった嗜好を凝らしたものとなっていて、これも毎回楽しみにされている方もおられるそうです。
次は、高齢者の方々に配達です。ボランティアさんに無理を言って配達に同行させていただきました。
訪問先では、今か今かと心待ちされている高齢者は満面の笑みで「ありがとう、いつも美味しくいただいています」とボランティアさんを温かく迎えます。
このような配食の訪問に併せて、高齢者とのコミュニケーションを図りつつ、見守り体制の構築につなげているのではないでしょうか。
帰るときは、高齢者の「ありがとうとうございました」という感謝の言葉を背に受けながら、次に待っておられる高齢者宅に向かいました。
このような取り組みも、もう20数年間も続けられていることをお聞きし、並大抵でないボランティアさんの努力が垣間見ることができます。
今日は、ボランティアの皆様方、前日の準備、また朝早くから本当にご苦労様でした。今後もこのようなすばらしい配食活動が、毎回楽しみにされている高齢者のため、長く続けていただきますよう期待しております。