2013年6月11日
新湊小学校放課後ルーム キャップハンディ体験
6月8日(土)に新湊小学校の体育館で放課後ルームの子どもたちを対象に「キャップハンディ体験」が行われました。新湊小学校放課後ルームでは、在籍する4~6年生の子どもたちに様々な体験をしてもらいおうとスタッフが思考を凝らしたカリキュラムを準備されているそうです。
この日は、戦争体験のお話とキャップハンディ体験。戦争の悲惨な体験を語り継ごうと校区福祉委員長である久保委員長さんが、子どもたちに堺市内の空襲のこと、イモのつるも食べるほど貧しい暮らしを強いられたことなどを強い口調で語りかけられ、子どもたちも真剣に聞き入っていました。
お話の後は体を動かす時間。でもこの日はちょっと特別。車椅子体験、アイマスクを付けての視覚障害体験などを行いました。何を感じたでしょうか?点字体験では自分の名前を点字で書きました。「お父さん、お母さんに見せる。」とうれしそうに話す子どもの姿もありました。
最後は、「世界でひとつだけの花」を手話コーラスで歌い2時間の体験は終了となりました。
新湊小学校放課後ルームの特徴は、地域のみなさんが放課後ルームを運営していることです。当日も民生委員さんはじめ、多くの地域の方がお手伝いに駆けつけていました。子どもたちの健やかな成長のために力を尽くすみなさん、本当にご苦労様でした!