堺市ろうあ者福祉協会東支部 『災害発生時に備えた取り組み』
お正月明けの1月10日(日)、新金岡市民センター2階の北区区民活動支援コーナーで、堺市ろうあ者福祉協会東支部の集まりがあり、参加させていただきました。
テーマは『災害時の当事者の避難について』でした。
集まったのは東支部の役員7名と『手話サークル金岡』『手話サークルかたつむり』のメンバー4名でした。
北区と東区の大きな地図を机にひろげ、会員(耳の聞こえない人)の自宅に青いマークをつけていきます。
また、サークル会員や協力者のお宅には赤いマークがつけられていきました。
『地震や水害、火災など災害が発生した時、耳が聞こえない人はどのようにして、それを早く知り、いかに安全に避難するか』が大きな課題です。
そのために、一つでも多くの青いマークを地図に落とし、お互いに連携して万一に備える。また、赤いマークを一つでも増やし、支援体制を確立することではないかと思いました。
次回は、避難所の場所を確認するため、街をフィールドワークするそうです。
今、地域では各校区の民生委員さんが要援護者宅を訪問し、個別に状況を把握して自治連合会や福祉委員会と情報を共有しています。
私は、当事者の方のこのような取り組み(活動)と地域とをつなげていく必要があると感じました。
堺市社会福祉協議会北区事務所
所長 中川 純一郎