♡♥♡ 15期、頑張っています! ♥♡♥

15期団員の研修が始まり早2か月が過ぎました。

緊張の中、始まった前期の研修会も後は市長への表敬訪問と出発式を残すのみとなりましたので、この2か月間の活動内容をダイジェストで紹介します。

6月6日、第15期結団式・前期第1回研修会
第1回ということでかなりの緊張の中、会長、来賓の挨拶、役員・コーディネーターの紹介の後一人一人が自己紹介、そして14期団員による「IYSの活動紹介」や、今後の活動内容についての説明など、超圧縮の内容でした。

6月8・9日、第2回研修会(合宿)
結団式の緊張も冷め切らないうちに、合宿です。
正式には「宿泊研修」ですが、やはり内容は「合宿」です。その内容の多いこと!
1日目午前中に舳町人権歴史館の見学やフィールドワーク、午後には紀泉わいわい村に移動し、オリエンテーション、夕食つくり、台湾についての研修、懇親会・・・。居眠りをする間もありません。

2日目は早朝からの食事つくり、仲間つくり農作業、台湾についてのワークショップ・・・ハードです。

IYSの合宿には、たくさんの卒団生が集ってくれます。団員のみんながが研修や体験に専念できるように、使ったもの整理や清掃、ゴミの処理まで、OBの皆さんがやってくれます。
今回応援に来てくれたメンバーは言います。「自分たちの時にも、わずかな人数の自分たちのために、2倍3倍の人が来てくれて、中には、後片付けだけをして帰っていった人もいました。本当に多くの人に支えてもらっているのだと感じましたし、恩返しをするには、自分たちが次のメンバーに同じようにしていかなければいけないと思って、今日は来ました。15期のメンバーとも楽しく話ができたので、また、研修にも顔を出していきたいです。」・・・事務局として涙が出そうになりました。

6月13日、第3回研修会「同和問題について」
事務局長でヒューマンライツアドバンス堺の井上さんに体験をふまえたお話をしていただきました。
同和問題は今なお続く課題でありながら、知っているようで知らないことや、まだまだ真実の姿を見てもらうことのできない問題でもあります。

引き続いて、台湾についてのワークショップ、台湾の課題についてグループ討議を行いました。

6月20日、第4回研修会「ジェンダーについて」
市立男女共同参画センターの瀧口館長からワールドカフェ形式でジェンダーに関する討議を行いました。

団員だけでなく、スタッフや先輩団員も交えての意見交換、楽しく研修ができ、また、同じテーマであっても人それぞれに考え方の違いがあることを再認識しました。

続いて、ヤングサンタ実行委員会からヤングサンタについての説明がありました。
梅雨入りもまだの今の時期からすでに準備にかかっていると聞いて、「陰の苦労」があって一つの事業が成り立っていることを知りました。

7月11日、第5回研修会、講義「世界の人権の流れ」について
部落解放・人権研究所の名誉理事の友永健三先生をお招きしての講義です。友永先生にはIYSの前身であるIYY(国際青年年記念堺連絡会)の設立当初からお世話になっており、今年でなんと35年目。
毎年、幅広い年齢層のIYS団員にわかりやすくそして丁寧にお話をしていただいています。

7月18日、第6回研修会、「個人テーマ発表」
まずグループに分かれ、一人ひとりが考えている個人テーマについて発表を行い、OB団員や事務局からアドバイスやコメントをいただき、全員の前で発表しました。

一人一人が個人で調べるのではなく、ともに助け合いながら活動していかなければならないということを学びました。

7月28日、第7回研修会、「一日研修」」です
午前中は平和と人権資料館の見学をとおして、戦争こそ最大の人権侵害であるということを再確認します。

その後、帰国後のパネルに備え、前年度までのパネルを確認、自分たちが現地で何を見て何を報告したいのかの方向性を話し合いました。

午後からは「日本の少数民族について」
MinaMinaの会の藤戸ひろ子さんから、アイヌ民族についてお話をしていただきました。 同じ日本に暮らしていながらも、アイヌ民族について知らない事ばかりでした。

また、民族衣装や小物類を実際に手に取ってみることができました。

その後は、交流活動について検討を行いました。

さぁ、前期研修はこれでひとまず終了、後は堺市長への表敬訪問と出発式を残すのみです。しかし、実は一人一人の個人テーマのつめや、交流活動の内容等、自分たちで検討しなければいけないことがたくさんあります。
今日までに学んだことを基に、実りあるスタディツアーにしていくためには一人一人の自発的な行動が求められてきます。
事務局としても、元気いっぱい当日を迎えられるように、しっかりと応援していきたいと思います。

Filed under: IYS1年間の活動記録,事務局から — ⅠYS事務局 9:15 pm  Comments (0)