慌てん坊のサンタさん
慌てん坊のサンタさんが12月23日堺市内を駆け巡りました。
IYSの恒例&好評事業であるヤングサンタが行われました。
今年度は春まだ寒い2月から検討委員会が開催され、夏までに運営体制や企画を一から見直しを行い、9月に入って実行委員会へと転身。
10月に入るとともにスタッフの募集、訪問家庭の募集を行いました。とはいうものの、何人のスタッフが集まって何件の家庭が申し込んでいただけるか、不安の中でのスタートでもありました。
訪問家庭の募集には、広報に掲載していただいたほか、区民フェスタの会場などでで10期団員が手渡しで推進に取り組みました。
最終的には予定数を超える申し込みをいただくことになり、実行委員一同ホッとすると同時に、訪問させていただく事のできない家庭があるということに本当に申し訳ない気持ちでの抽選を行わせていただく事にもなりました。
そして、11月~12月初旬にかけてスタッフ説明会や家庭説明会を実施し、いよいよ当日を迎えることとなりました。
当日(23日)の午後になると、各家庭で待つ子どもさんたちのもとへ夢とプレゼントを届けるという大きな責任感と希望を膨らませて各訪問班が集ってきました。
夕方を迎え、着替えも終わり、いよいよ出発の時間が迫ってきました。会長を中心に「出陣式」で気合を入れ、ドライバーの方とも打合わせが終わり、全員で記念撮影をして出発です。
ごく普通の日常生活を行っているところや、家庭でクリスマスパーティーを開催しているところに、突如サンタさんが訪問します。なかには驚いたり緊張して凍りついてしまったりする子どもさんもいましたが、ともに歌をうたったり、松ぼっくりツリーを一緒に作ったり、風船などでのアートや手品を披露したりと、各家庭ごとにパフォーマンスは色々させていただき、帰るころには仲良くなり楽しいクリスマスを過ごすことができたようです。
楽しい時間はすぐに終わってしまいます。子どもたちに見送られたりしながら、自身が楽しんだサンタさんが順に事務局に帰ってきました。
さぁここからが本当の「思い出作り」です。今夜の楽しい思い出を写真とともにメッセージカードにして送ります。
「ヤングサンタって、子どもさんたちの心に残るような訪問と楽しい夢を送るということができるのが楽しみです。子どもさんたちに夢と希望を与えるつもりでも子どもさんから夢と希望をもらって帰ってくることがほとんどです。」と何度か参加してくれているメンバーが言っていました。
インターユース堺の事業目的は青年育成であり、「青年に社会貢献とその経験の場の提供」ということがIYSの活動方針でもあります。
ヤングサンタとして各家庭を訪問したメンバーや、検討・実行委員として裏方やいろいろな準備・手配に専念したメンバーもいます。願わくば一人一人がその活動の中で経験したことを次世代に大きく生かしていっていただきたいと心より思います。
最後に、今事業にご協力をいただいた各家庭の皆様や関係各位の皆様に日ごろからのご支援ご協力に感謝申し上げるとともに、また明年、IYSの各事業にご協力いただきますようお願いして、少し早いですが年末のご挨拶とさせていただきます。
本年もお世話になりました。明年もどうかよろしくお願いいたします。
インターユース堺 事務局一同
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