ヤングサンタ終了しました。
今年も多数のボランティアスタッフや、お申込みいただいた家庭のご協力のもと、ヤングサンタ事業が無事終了しました。
幹事を中心に準備作業に入ったのがまだ残暑の残る10月、今年度の方向性として、昨年は施設訪問を行ったが今年は家庭を中心に10軒+α程度とする、昨年はスタッフを広く公募したが今年は人脈を中心とした広がりにする、訪問する家庭の募集は秋の区民まつり等での推進と一部公共機関での配架とする、等々を決定し計画策定にかかりました。
この事業は「青年に社会貢献とその経験の場の提供」というIYSの事業方針に鑑み、事務局としては後方支援に努め、幹事を中心として青年の手作りで作業が進められていきます。ただ、昨年までの幹事経験者のほとんどが社会人となっているなどにより今年は時間的制約がかなり厳しくなっていた様で、そのことがいろいろな準備や、スタッフへの打ち合わせ、訪問グループの準備などにもかなり影響をおよぼしていたようです。
それでも、IYS7期団員が各区の区民まつりで力と想いのこもって推進を行った結果、予想をはるかに上回る申し込みをいただき、幹事・事務局で検討し、18軒の家庭に伺わせていただくこととしました。
日時が迫る中、各訪問班がそれぞれで打ち合わせや練習を行いながら迎えた23日、各家庭で待つ子どもさんたちのもとへ、夢とプレゼントを携えたヤングサンタ達が訪問しました。
各家庭では、クリスマスパーティーを開催しているところや、ごく普通の日常生活を行っているところに、突如サンタさんが訪問し、ともに遊び、ゲームをしたり松ぼっくりや風船などでのアートをしたり、中には手品を披露したりと、子どもさんたちにとってはいったい何が起こったのか分からないようなサプライズであったことと思います。
また、「サンタさんがやってくる」と聞いていて、サンタさんへのお手紙を用意して待っていてくれる子どもさんもいました。「子どもさんに夢と希望を与えるんだ」と張り切って出かけて行った青年たちはかえって子どもさんから夢と希望をもらって帰ってきたように感じます。
最後に、今事業にご協力をいただいた18軒の家庭のみなさまをはじめ、関係各位の皆様に日ごろからのご支援ご協力に感謝申し上げるとともに、また明年、IYSの各事業にご協力いただきますようお願いして、年末のごあいさつとさせていただきます。
本年もお世話になりました。明年もどうかよろしくお願いいたします。
インターユース堺 事務局一同