2008年度海外派遣その11
ルマ・リヤンから一旦ルマ・セリに戻り、またボートで移動し、マングローブの植林を行いました。
マングローブとは熱帯から熱帯の海水と淡水が混じりあう場所に生息する植物の総称であり、塩を採取できるものもあれば薬として利用できるものもあるなどロングハウスの人々のような現地住民にとって非常に重要な植物であるということを学びました。
ルマ・リヤンから一旦ルマ・セリに戻り、またボートで移動し、マングローブの植林を行いました。
マングローブとは熱帯から熱帯の海水と淡水が混じりあう場所に生息する植物の総称であり、塩を採取できるものもあれば薬として利用できるものもあるなどロングハウスの人々のような現地住民にとって非常に重要な植物であるということを学びました。
ロングハウスの内部は長い一つの廊下があり、写真でも分かると思いますがその横に扉があり、その扉から奥が各村人の住居となっています。(学校の廊下を想像してしていただけると理解しやすいと思います。)
▲ロングハウスの部屋の様子
部屋にはテレビやラジオもあり、テレビでは日本のアニメを見ることもできます。私がホームステイした所では「あたしんち」を見ることができました。ほかにも「クレヨンしんちゃん」も見ることができるそうです。
▲ルマ・セリの人々が住むロングハウス
ロングハウスは木造高床式の共同住居であり、一つ屋根の下に全村人が暮らしています。ジャングルという厳しい環境を生き抜くために、人々は協力し合うことが不可欠であり、それがロングハウスという形になったのだろうと思いました。
消防署の訪問の後、ロングハウスの人々・消防署の人々と交流会を行いました。ロングハウスの人々はイバン語という言葉を使用されるため、事前に配られたイバン語の単語プリントなどを使いながらコミュニケーションをとりました。
▲アブラヤシのプランテーション
▲アブラヤシの房
この日はアブラヤシプランテーションを訪問しました。
アブラヤシはパーム油という油に加工され、日本でも食べ物や石鹸などの原材料として幅広く使用されています。
パーム油は原材料名の欄には「植物油脂」と表示されることが多く、パーム油という名を聞いてもピンとこない人もいると思われますが、日本にとって非常に重要な植物油です。
マレーシアはアブラヤシのプランテーションをつくるために熱帯雨林の伐採などを行っており、環境破壊という課題も抱えています。