ワーカー日誌 (第43回) 本田尚子さん
ほーぷに入会させて頂いてあっという間に1年半が過ぎました。介護の仕事だけでなく交流事業にも微力ながらかかわらせて頂いております。ほーぷに入会した当初に感じた、「暖かい場所だなぁ」という気持ちを利用者様にも感じて頂けるようがんばっていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
(ほーぷレター2015年2月号より)
ほーぷに入会させて頂いてあっという間に1年半が過ぎました。介護の仕事だけでなく交流事業にも微力ながらかかわらせて頂いております。ほーぷに入会した当初に感じた、「暖かい場所だなぁ」という気持ちを利用者様にも感じて頂けるようがんばっていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
(ほーぷレター2015年2月号より)
政府の2015年度予算案で、介護サービスの公定価格である介護報酬が2.27%引き下げられることが決まりました。その一方で、「処遇改善加算」の拡充により、介護の現場で働く職員の給与は月1万2千円上がるようにするということですが、結果として、事業者向け報酬は実質4%の減額になるようです(具体的な価格は2月中に決まります)。このほかに、2015年度は、介護保険制度自体の改正も伴っており、介護保険開始後15年目の大きな潮目になるかもしれません。
私たちの誰も、霞(かすみ)を食って生きている人はおらず、日々の生活は、一つひとつの何かの積み重ねによって成されています。ただ、個々のピースを積み重ねるだけでは、全体の枠が収まらないことがあり、また逆に、全体の枠から分配すれば、個々がそれでは成り立たない、ということがあり得ます。
子どもの頃、大人からは何かにつけ、バランスが大事だと言われたような気がしますが、年齢は大人になってみて、「なんとまあ、バランスのとれていない生活をしているなあ」と思わずにはいられません。みんな、でこぼこ同士、互いに助け合いながら、うまくやっていければいいですね。(代表理事 中村義哉)
(ほーぷレター2015年2月号より)
ほーぷの仲間入りをさせて頂いてから1年半が過ぎました。
訪問介護の仕事を初めてさせて頂くということで、不安でいっぱいでした。同行の際、やさしく教えて頂いたほーぷのメンバーの方にとても感謝しています。
今では、毎週、利用者様のお顔を見に行くのが楽しみになっています。分からないことがたくさんあり、日々成長させて頂くため、これからもがんばりたいと思います。ご指導よろしくお願いします。
(ほーぷレター2015年1月号より)
皆さまとともに、新しい年を迎えられることに、感謝申し上げます。
今年は、どんな1年になるでしょうか。世間では、昨年末の総選挙を経て、今後大きく変わっていくことが見込まれます。私たち個人や、皆さんの所属組織、またその両者の関係は、これからどのように変わり、変わらないでしょうか。
先日、NHKプロフェッショナル仕事の流儀「ガーデンデザイナー/ポール・スミザー」(http://goo.gl/dCQ3KX)という番組を見て、「ああ、私たちは、コミュニティ・デザイナーにならなければいけないんだ」と強く思いました。
福祉ワーカーズほーぷは、ワーカーズ・コレクティブ(労働者協同組合)という形をとっています。そこでは、経営と労働の一体化、「ワーカー(働き手)一人ひとりが経営者」と謳われ、私たちはその基本理念に、「希望あふれるまちづくり ~地域で私らしく生きる、地域に私の居場所を増やす、地域に私のしごとを作る~」を据えています。
私たちが「福祉を通したまちづくり団体」である以上、「ワーカー一人ひとりがコミュニティ・デザイナー」と言ってもいいな、ひょっとしたら、そちらの方がいいかもしれないと思いました。
あなたは、これからの地域を、どのようにデザインされますか?
皆さまとともにある1年が、よい日々でありますように。 (代表理事 中村義哉)
(ほーぷレター2015年1月号より)
◆1年間をふり返って
今年最後の号となりました。ほーぷのご利用者・ご支援者の皆さま、そしてワーカーの皆さん、1年間大変お世話になり、ありがとうございました。
皆さんにとって、この1年は、どんな年だったでしょうか。
今年は、私がほーぷの代表になって2年目の年でした。ふり返ると、前の年に増して厳しい公私の環境に愕然とするところもありますが、ほーぷのガバナンス(組織や社会に属するメンバーが、主体的に関与する、意思決定、合意形成のこと)という観点からは、案外、自然でよかったような気もします。
◆「私」「あなた」の意見が通らない理由
私たち(とくにワーカーズ・コレクティブ:働く人の協同組合、市民事業体)が取り組むべき課題と向き合った名著、湯浅誠『ヒーローを待っていても世界は変わらない』(朝日新聞出版、2012年)に、こんな言葉が出てきます。
「自分たちは要求はする、しかし調整はしないという態度は、結局「誰かが調整してくれ。ただし、自分の要求を通すように」と言っていることと変わりません。しかしそれは、正反対からも同じように要求している人がいる(傍点原文)以上は、実際問題としては不可能です。
結果は、誰かが調整するか、誰も調整しなければ機械的な多数決で、数の多いほうの意見が通らざるを得ません。たとえ結論が自分の意向と違っ
たとしても、複雑な利害関係があることはわかっているのに調整を嫌がった以上は、自ら招いた結果だと言わざるを得ません。」(p.51)
◆面倒くさくて、うんざりして、疲れることは、誰だってしたくない
ではなぜ、私たち自身が、その調整に乗り出すことができないのでしょうか。なぜ自らが担うことを嫌がってしまうのでしょうか。
それは、私たちに、それについて考えたり、学んだり、自由に意見交換したりする時間と空間がないからだ、と湯浅さんは指摘します。また、民主主義というシステムが、面倒くさくて、うんざりして、そのうえ疲れるシステムである以上、投げ出したくなるのが人情だ、自分で他人と調整するのは大変で、誰かがその面倒くさい作業を担ってくれた方が楽だ、とも認めます。
◆私たちの積み重ねこそが、社会を豊かにする
しかし彼は、それでもなお、最後にこういって、私たちにエールを贈ってくれます。
「ヒーローを待っていても、世界は変わらない。誰かを悪者に仕立て上げるだけでは、世界はよくならない。ヒーローは私たち。なぜなら私たちが主権者だから。私たちにできることはたくさんあります。それをやりましょう。その積み重ねだけが、社会を豊かにします。」(p.156)
皆さんお一人おひとりの来たる年が、豊かに恵まれますように。(代表理事 中村義哉)
(ほーぷレター2014年12月号より)
10/18のほーぷ秋祭りには、バザー用品をはじめ、たくさんのご寄付を頂戴し、また準備から当日の運営に至るまで、多くの方のご協力とご尽力、ご来訪を賜り、誠にありがとうございました。
最近、外部の研修に続けて参加しているのですが、その中で、①私たちができること、②私たちがやりたいこと、③私たちに求められていること、の3つの輪の中で私たちがどう振る舞うか、を改めて考えさせられました(単純に、「金銭報酬のある仕事」であっても、この3つの輪の中で四苦八苦するのですから、より大きな「生活」「人生」の中では、なおさらです)。
人と一緒に何かをするというのは、失敗や批判も含め、必ず何らかの反応を引き起こし、時には心も大きく乱れるものです。そうであっても、自らの責任と持ち場を引き受けて、多様な形で関わって下さる皆さまに、心からの感謝を申し上げます。
今年も残すところあとわずかとなりました。皆さまお一人お一人が、よい年末を迎えられますように!(代表理事 中村義哉)
(ほーぷレター2014年11月号より)
デイサ-ビスで利用者様の送迎を担当して約1年が経過します。 はじめての介護の仕事で戸惑いもありましたが、 なんとか無事に無事故でやってこれました。これからも、安全運転は当然のこととして、 利用者様に寄り添い、安心感をもって乗っていただけるような運転を心がけてやっていきたいと思っています。
(ほーぷレター2014年10月号より)