2013年11月19日(火)、いきいき堺市民大学市民体験講座の受講生の方、男性3名が、デイサー ビスほーぷに、体験に来られました。
後日、丁寧に作った写真アルバムと、奥様手作りのクリスマスリースとともに、感想レポートをご持参くださいました。とても、ソフトで紳士的なお三方で、一緒に時間を過ごせましたこと、大変嬉しく思っております。貴重なご意見を取り入れ、より皆様に親しまれるデイサービスへと向上させていきたいと思います。ありがとうございました!また、遊びにいらして下さいね。
(デイサービス管理者中島)
<デイサービスほーぷ体験レポート>
いきいき堺市民大学受講生 菅枝(すがえ)さん(写真左)、龍野(たつの)さん(写真真ん中)、篠田(しのだ)さん(写真右)
曇り空の午前10時前、「デイサービスほーぷ」を訪問しました。利用者の方々のお迎えの乗用車が何回か往復する忙しい時間帯でした。その光景からも小回りの利くきめ細かさがうかがえました。この送迎の間にも利用者の方とスタッフのコミュニケーションが会話や対応などで図られ相互信頼が築かれ、小規模の長所を生かされた一日のスタートと感じました。大規模施設ではマイクロバスで多人数を効率よく送迎することはできても、コミュニケーションの面では希薄であろうと思います。
スタッフの方に挨拶する前に、洗面所で「手洗い」の徹底と「うがい」を行うよう指示を受けました。また看護師さんが一人ひとりの当日の体調を知るべく血圧測定や問診され、高齢者への健康管理、および衛生面に十分な配慮をされていると感じました。また、風邪気味の利用者には(当日お一人)マスクの励行を常時徹底され意識の高さを感じました。
スタッフ(午前中は4名、午後は3名、他管理者1名)の方は利用者の方への距離感を持った目配りをよくされ、手を差し伸べるタイミングや、自主的な行動を傍らで見守りながら本人の意欲増進を図るための周囲への観察力、注意力は常に緊張感が必要と感じました。
利用者への活動の主たるものは、次のように感じました。
1.体の全体または一部を(手、足、指、上半身等)をリズム(歌を唄いながら等)を伴って動かし、全員で取り組まれているのが良かったと感じました。
2.指を動かす運動、声を元気よく出すことを多く取り入れられ、素晴らしかった。
3.ゲームもスタッフの方々のアイデアでほとんど手作りで進行され暖かさ、楽しさを感じるよう、また参加意欲が高まるよう取り組まれていました。
全体に感じたことは、笑顔が絶えないこと、参加意欲が高いこと、発声が多く歌などを取り入れ明るく過ごせる雰囲気を作り出していることを強く感じました。これらの取り組みは、小規模の長所を(融通性、即断性、臨機応変など)十分に発揮されていると感じました。
利用者の方々がさらに参加意欲を高め、「やらされているとの思いから→私もやってみよう」への気持ちになる工夫が(例えば やる前の動機づけ、何のためにやる、やった後の効果を伝えるなど)あれば取り組みに弾みがつくのではと感じました。特に新しく入所された方などは溶け込みに時間がかかるのではないかと感じます。
全体の印象は、
・非常に明るく笑顔が絶えないこと。
・みんなが積極的に参加をし楽しもうとされていること
・スタッフが触れ合うことを常に意識してされているエネルギーがあり家庭的な雰囲気を、強く感じました。
また、利用者の一人の方が「ここに居るときは時間のたつのがすごく速い」とおっしゃっておられましたが、自宅にはない楽しさ、刺激、絆があるからだと思います。お別れする時に「今日楽しかったよ・・・」と言ってくださった時は「よかった」と思いながら気持ちが満たされて帰宅しました。
また、何かの機会があればお会いしたいです。ありがとうございました。