卒団生の活躍

 前身であるIYYから含めると400人を超える「団員経験者」がいるIYSですが、時に「現在の活動状況」などを連絡いただくことがあります。
 卒団生の多くの方は、家庭や地域社会の中で、大なり小なり、自分自身の暮らしの中で日々健闘されていることだと思いますが、「こんな活動をしているメンバーもいてるんだ~」と思う一コマです。

 今回連絡をいただいたのはIYS第10期だった教員職のWさん(以下、W先生とします。)です。
 W先生は、文部科学省の在外教育施設派遣教師としてこの4月にミャンマー連邦共和国の日本人学校に派遣予定でしたが、皆さんもご存知の「新型コロナ騒動」で渡航は延期になってしまい、さらに現地の生徒も、日本へ帰国する家族があったり、双方で入国が中断されたりで、みんなが集まれない状況になっています。
 ということで行われているのがオンライン授業。W先生は社会科の授業で地元「堺」を教材にして授業を進めてきて、本日は「市役所の仕事」をテーマに授業を行うとの連絡をいただきましたので、事務局からお邪魔してきました。

 市の職員さんから「市役所の仕事の概要」などの話、教育委員会の職員さんから「教育委員会や日本の学校について」の説明と続いて、ゲストとしてお越しいただいたのが「ハニワ部長」。堺に縁のある私たちでも、正直やっと最近見慣れてきた感のあるハニワ部長ですが、「さすがに」というか「やはり」というか、ミャンマーの日本人学校では、知っている人はほとんどおらず、「しばしの沈黙」が起こりましたが、さすがは「ハニワ部長」!楽しく生徒たちを引き込んでお話をされていました。


いやっ、オンラインやからフェイスシールド要らんでしょ!っつ~か、シールドがでかい!

 今日の授業を見せていただいて、授業中に交わされるやり取りなどから、現場には行くことができていないにもかかわらず、W先生の生徒さんたちに対する熱い想いの伝わってくる授業でもありました。8月頃には渡航ができそうだとのこと。W先生の活躍と無事を祈っていきたいと思います。


 皆さんも、今回の「コロナ騒動」で大なり小なり「いつもと異なる」「未経験の事態」に遭遇されてこられて、これからもまだまだ「予測不能」に振り回されるかもしれませんが、自分自身を見失わず冷静に対応してまいりましょう。

Filed under: 事務局から — ⅠYS事務局 8:24 pm
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