インターンシップ体験記 帝塚山学院大学 中井彰子さん

1日目はすごく緊張したのを覚えています。どんな風に話せばいいのか、どんな風に動けばいいのかというのが全く分からなかったこともありましたが、いつの間にか時間が過ぎて行きました。1日目の午前、利用者さんたちが来る前にいろいろと説明を聞いて“利用者さんを一人にさせないこと”“立つことよりも、同じ視線に合わせるように座る”ということが頭にインプットされ、それだけは何が何でも守ろうと必死にしていたのを思い出します。

1日目では本当に全体的な流れしかつかめませんでしたが、リハビリ体操や口腔体操といった、体を柔軟にしていくことをしているのかと思いました。ご飯を食べる前に必要なことや、身体をあまり動かせていない利用者さんたちのためのリハビリ体操。利用者さん自身もチラシでゴミ袋を作って、それがデイサービスにあるごみ箱の袋になっていたりと、利用者さんたちに受動的にさせるだけではなく、利用者さんにも積極的に行動できるデイサービスなのだなと感じられました。

利用者さんと話している間に少しの沈黙がとても不安でしたが、アットホームな感じで、日が過ぎていくにつれ、その沈黙は必要なことだと、お話をしていくうちに気付きました。利用者さんにも利用者さんのペースがある、そういった距離感が、10日目の最終日にようやっと馴染んできたので、もう終わってしまうのかとすごく寂しかったです。

デイサービスだけではなく、訪問介護に同行させていただいたり、事務作業などでひっきりなしに電話が鳴っていたり、スタッフさん同士でずっと議論をしていたりといったのを見ていると、現場も大切ですが、事務というバックアップがあるからこそ、まとまって動けるのだということも理解できました。

スタッフさんや利用者さんたちが暖かく優しくて、いろいろなお話しをして行動するという、あっという間に過ぎていった10日間。こんなにも暖かい場所があり、そこに一時的でもいられたことは、本当に自分にとってすごくいい経験ができたと思っています。10日間という短い期間でしたが、ありがとうございました。

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デイ研修報告

2013年10月~12月・5回シリーズ
「介護技術講習会」に参加して

阪和第一泉北病院にて、理学療法士の方々による介護技術講習会「腰痛を起こさない介助法」を受講しました。腰痛が持病で、他の講習会にも何度か受講してきましたが、今回のは「眼からうろこ」の講習会でした。

「体」とは、「體」と書き、203の骨があること。意識すべきは骨である。「体を動かす」ためには、筋肉ではなく骨が重要である。骨格操作→骨格を中心にして行う。筋肉操作→筋肉を過剰に収縮させた状態で骨を操作し、体を動かしている。何故、腰痛になるのかがよく解りました。体を動かすとは、體を動かす。體を動かせていない習慣が悪循環になっていた。骨格操作を意識し、利用者様にとり楽な介助ができる様にしたいです。多くのメンバーに受講してもらいたいと思いました。 (岩崎和代)

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2013年11月19日(火)、いきいき堺市民大学市民体験講座の受講生の方、男性3名が、デイサー ビスほーぷに、体験に来られました。

後日、丁寧に作った写真アルバムと、奥様手作りのクリスマスリースとともに、感想レポートをご持参くださいました。とても、ソフトで紳士的なお三方で、一緒に時間を過ごせましたこと、大変嬉しく思っております。貴重なご意見を取り入れ、より皆様に親しまれるデイサービスへと向上させていきたいと思います。ありがとうございました!また、遊びにいらして下さいね。
(デイサービス管理者中島)

<デイサービスほーぷ体験レポート>

いきいき堺市民大学受講生 菅枝(すがえ)さん(写真左)、龍野(たつの)さん(写真真ん中)、篠田(しのだ)さん(写真右)

曇り空の午前10時前、「デイサービスほーぷ」を訪問しました。利用者の方々のお迎えの乗用車が何回か往復する忙しい時間帯でした。その光景からも小回りの利くきめ細かさがうかがえました。この送迎の間にも利用者の方とスタッフのコミュニケーションが会話や対応などで図られ相互信頼が築かれ、小規模の長所を生かされた一日のスタートと感じました。大規模施設ではマイクロバスで多人数を効率よく送迎することはできても、コミュニケーションの面では希薄であろうと思います。

スタッフの方に挨拶する前に、洗面所で「手洗い」の徹底と「うがい」を行うよう指示を受けました。また看護師さんが一人ひとりの当日の体調を知るべく血圧測定や問診され、高齢者への健康管理、および衛生面に十分な配慮をされていると感じました。また、風邪気味の利用者には(当日お一人)マスクの励行を常時徹底され意識の高さを感じました。

スタッフ(午前中は4名、午後は3名、他管理者1名)の方は利用者の方への距離感を持った目配りをよくされ、手を差し伸べるタイミングや、自主的な行動を傍らで見守りながら本人の意欲増進を図るための周囲への観察力、注意力は常に緊張感が必要と感じました。

利用者への活動の主たるものは、次のように感じました。
1.体の全体または一部を(手、足、指、上半身等)をリズム(歌を唄いながら等)を伴って動かし、全員で取り組まれているのが良かったと感じました。
2.指を動かす運動、声を元気よく出すことを多く取り入れられ、素晴らしかった。
3.ゲームもスタッフの方々のアイデアでほとんど手作りで進行され暖かさ、楽しさを感じるよう、また参加意欲が高まるよう取り組まれていました。

全体に感じたことは、笑顔が絶えないこと、参加意欲が高いこと、発声が多く歌などを取り入れ明るく過ごせる雰囲気を作り出していることを強く感じました。これらの取り組みは、小規模の長所を(融通性、即断性、臨機応変など)十分に発揮されていると感じました。

利用者の方々がさらに参加意欲を高め、「やらされているとの思いから→私もやってみよう」への気持ちになる工夫が(例えば やる前の動機づけ、何のためにやる、やった後の効果を伝えるなど)あれば取り組みに弾みがつくのではと感じました。特に新しく入所された方などは溶け込みに時間がかかるのではないかと感じます。

全体の印象は、
・非常に明るく笑顔が絶えないこと。
・みんなが積極的に参加をし楽しもうとされていること
・スタッフが触れ合うことを常に意識してされているエネルギーがあり家庭的な雰囲気を、強く感じました。

また、利用者の一人の方が「ここに居るときは時間のたつのがすごく速い」とおっしゃっておられましたが、自宅にはない楽しさ、刺激、絆があるからだと思います。お別れする時に「今日楽しかったよ・・・」と言ってくださった時は「よかった」と思いながら気持ちが満たされて帰宅しました。
また、何かの機会があればお会いしたいです。ありがとうございました。

Filed under: デイサービス,見学・体験報告 — 55hope 11:21 AM  Comments (0)

デイ研修報告

内部研修「パーソンセンタードケア」
2013年11月30日(土)@ほーぷサロン参加:9名

<感想>
*ヘルパーの学校で習った基本的な忘れていたモノを思い出し、実践できていないなと感じました。 利用者さんに寄り添う考え方が大切。自分の思い込みにも気を付けようと思いました。

*「もっと試行錯誤しながらコミュニケーションをとりましょう。」という言葉が印象に残りまし た。マイナス言葉が多いので(家でも)プラスの言葉を増やそうと思う。スタッフの事もたくさん知る事ができて、良い一日になりました。

*その人を知ると言う事は、話をたくさんすることなんだとあらためて思いました。ディスカッショ ンが楽しかったし、皆さんのいろんな面を知れてよかったです。これからの仕事に生かしていきたいし、訪問のスタッフに伝えていきたいです。(研修したいと思います)

*利用者さんのことを知ることと、自分だったらどんなケアをして欲しいか考えることが大切だと思いました。

*認知症(病気である)を知り、その人をよく知りたいと思いました。対応できる自分を常に心がける。固定観念を持たない。家での様子も知る!などなど。

*皆で同じ事を考え、共感できる時間が持ててよかったです。いろんな意見を聞いて、自分の姿勢を正したり、反省したり、良い時間になりました。利用者様に接する時、どこに視点を置けば良いか勉強になりました。パーソンセンタードケアが当たり前に出来るように・・・努力。

*ルールや規則に合わせようとせず、その方に合わす、よりよい気づきになりました。いろいろとワーカー同士、話し合えてよかったです。

*その人の立場に立つ、気持ちに寄り添うことって、自分にゆとりがないとできない。時間に追われず、今、この人につきあう、その気持ちを忘れずにいたいと思いました。

Filed under: デイサービス,見学・体験報告 — 55hope 11:12 AM  Comments (0)

インターンシップ体験記-帝塚山学院大学 人間科学部情報メディア学科 3回生 阿南志優さん

私は初めの内はずっと緊張していた。あまり人と話すのが得意ではないので、上手く溶け込めるか、失敗しないかなどの不安で頭の中がいっぱいだった。しかし、いざ現場に入るとそんな些細な問題は考える必要はなかった。“一人でいる利用者がいないようにしよう”常に心がけていたことです。すると自然と私のほうから話しかけるようになり、利用者の人との仲も深まってきて、笑顔も増えてきました。

福祉関係の仕事につく人があまりいないと言われているが、それは中身を知らないから言えることである。実際は、家族と同じような信頼で結ばれた笑顔あふれる楽しい職場である。知らないことばかりであったが、周りのスタッフのおかげで、短い期間であったが、利用者の人たちとは私の家族と呼ぶに等しい関係であったのではないかと思います。そして、このようなすばらしい環境を作ってくれたすべての人に感謝したいです。

Filed under: デイサービス,見学・体験報告 — 55hope 2:45 PM  Comments (0)

インターンシップ体験記-帝塚山学院大学 人間科学部心理学科 3回生 武藤優さん

インターンシップでお世話になりました、帝塚山学院大学3回の武藤です。8月19~23、26~30日の10日間はあっという間に終わり、これほど2週間が早く感じたのは初めてでした。慣れてきた頃にインターンシップが終わってしまい、残念に思います。利用者さん達とのお話は楽しく、なかなか聞く機会のないようなお話を聞くことができてとても新鮮でした。

ここで学んだことは、相手に分かりやすく伝えることだけではなく、相手に気持ち良く話してもらうことも重要だということです。福祉の仕事ではそれが大切で、聞く技術も磨かなければと実感しました。充実した10日間をありがとうございました。

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インターンシップ体験記-桃山学院大学 国際教養学部3回生 谷口緑さん


8月26日から9月6日までの土日を除いた10日間、泉ヶ丘ホープさんでインターンシップに参加させていただいた桃山学院大学3回生の谷口緑です。最初は、10日間は長いように感じましたが、いざ実習が始まるとあっという間に10日間が過ぎてしまいました。10日間本当にお世話になりました。

私が泉ヶ丘ホープさんにインターンシップ参加しようと思ったきっかけは、私が小学生の頃から祖父母が介護を受けており、その様子をみていて、私も介護のお手伝いをしていました。それから私が介護の仕事に興味を持つようになりました。泉ヶ丘ホープさんで、たくさんの体験をしました。デイサービスでは、絵手紙を書いたり、利用者さんと一緒に体操(リハビリ)をしたり、カレンダーづくりをしたりしました。また、訪問介護に同行させてもらい、どういう仕事を行っているか見学させていただきました。これらの体験は私にとってすごく貴重なことで、勉強になりました。初めは介護福祉の事をあまりわかっておらず、不安でうまくできるかなぁと緊張していましたが、スタッフさんや利用者さんの皆さんが気さくな方が多く、笑顔で話しかけてくれたり、親切にわからないことを教えてもらったりしたので不安や緊張が和らぎました。実習の日が経つごとに、デイサービスの仕事に慣れてきて、自信がつき、楽しく有意義な時間を過ごすことができました。

泉ヶ丘ホープ実習を行なって学んだことは、デイサービスの利用者が何を求めているかを考えて行動をし、利用者の体調を管理し、気を配ることです。そのためにも情報交換や、たくさんの方とコミュニケーションを取ることが大事だということがわかりました。訪問介護の仕事を見学させてもらった時は、私が持っていた訪問介護のイメージとは違い、限られた時間内で掃除や食事作りなどいくつもの業務を行わないといけなくてすごく大変だということを知りました。そして私は介護福祉の仕事への理解を深めることができました。このような経験をさせていただき泉ヶ丘ホープさんに感謝しています。10日間ありがとうございました。

(ほーぷレター2013年10月号より)

Filed under: デイサービス,見学・体験報告 — 55hope 11:14 AM  Comments (0)
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