ナルクの「支えあい」活動 スタートして4年
出会い・生きがい・そして安心感
「はなタウン」は今年10月から5年目。活動の柱である「時間預託活動」に、ちょっとした変化がみられるようになりました。入会してすぐの方が参加くださり頼もしく心強いです。
また、自立活動も盛況。「一緒にお昼ごはんを食べよう」の会では、事務所に入りきれないくらいの参加がありました。あたらしくできた新しくできた「健康麻雀」クラブも申込み殺到!。“場所が狭すぎる!”とうれしい悲鳴です。もっと広い部屋で、皆さんが自由に参加できるような、おしゃべり喫茶も開きたい・・・と。この夢叶えたいですね。
迷わずナルクに電話して
竹城台 T.S
私とナルクとの関わりは、2年前主人が屋根からの転落事故で、救急車で運ばれたのがきっかけでした。ナルクの
存在は聞いていましたので、迷わず事務所へ電話。タイミングよく事務局長さんが居られ、即、訪問してくださり
入会させて頂きました。入院、手術先の大阪市立大学病院(天王寺)に通うには、目の不自由な私の体では無理。
送迎をしていただいたナルクに感謝しています。
それから「例会」や「お買い物会」にも参加させていただき、とても役立ち楽しかったです。新しくできた
「ちょっとお手伝い券」や「おしゃべり訪問隊」などいい企画だと思います。
今後、介護保険から除かれるかもしれない私たち障がい者にとってナルクの存在は有難いです。
Hさんの支援はチームを組んで
原山台 N.T
「お互い様」の助け合いの心に魅かれてナルクに入会して4年目です。先日、地域包括からの紹介で入会されたHさん宅に伺い、私達4人でお手伝いすることになりました。
Hさんは最近母上様を亡くされひとり暮らし。心が折れているから元気がない。未整理の荷物が2DKの部屋いっぱいに溢れていました。
私たちは作業を分担し、Hさんの同意を得ながら処分作戦を開始しました。者にこだわりを持たない方でしたので、作業はスムーズに進み、チームワークが良かったこともあり、3日後にはすっかり片付きました。今後もお手伝いすることになりましたが、一見厳しい作業もチームを組めば楽しんで出来ることを感じました。
これからも、穏やかなお人柄のHさんの支援をしながら、お元気になられるのを見守りたいと思っています。
ナルク市民後見人制度
本部から講師招いて勉強会開く
将来、自分がどこで、誰と、どのように生活するか、一番の関心事、経済的な裏付けも重要である。独居高齢会員が多いが、「はなタウン」の特徴。万一、自分が認知症になり、判断力が衰えたらどうしょう、施設や病院のサービスを受けるにはどうすれば?不安が募る。この難しい
問いに対する答えを探そうと、ナルク本部の山田稔氏を招いて9月の例会で「ナルク市民後見人」の勉強会を開いた。
「成年後見の制度」は、介護保険の誕生と同時に、高齢者」の尊厳と権利を守るために作られた制度で、{任意後見」と「法定後見」の2種類があります。
現在ナルクでは、本人が元気なうちに、ナルクが法人として契約する「任意後見」を行っている。もし、認知症になり、判断能力が衰えた時に、
本人の預貯金を引き出し支払いに充てる(財産管理)、特養やグループホーム入所時の契約をしなければならない時(身上管理)本人に代わって対応します。
「はなタウン」には現在4名の研修会履修者がおり、共同で利用者の立場にたって対応します。また、本部や法律の専門家の後押しもあるので安心です。
平素からナルクの活動に参加され、良い人間関係と信頼が生まれたうえで、後見の契約を結ばれることをお勧めします。費用や詳しい内容は事務局にお問い合わせください。