お役立ち講座 『水分の補給について』 高齢者の体の水分量は成人よりも少なく不足しているので、水を摂取する必要があります。 あまり汗をかかないときは真水・お茶などを補給してください。 高温の時や運動等で発汗が激しいときは血液中の水分と電解質(体内で電気を帯びてプラスイオンとマイナスイオンに分解される物質)のナトリウムイオン、カリウムイオン、カルシュームイオン、マグネシウムイオンが失われます。 水だけを補給しても体液の電解質を高める為に水分排出し、体調が悪くなります。ナトリウムイオンなどを補給しますと体液が薄まらず水分の吸収が早まります。スポーツ飲料にはナトリウムイオン等の吸収を高めるために糖分が配合されています。 運動する30分前に飲みますと効果があります。スポーツ飲料の飲み過ぎないように注意してください。 日常生活では、特に、入浴前、就寝前、起床時にコップ一杯(約100cc)を飲むと 体液濃度が高まって心筋梗塞発症をある程度防ぐことができます。 お役立ち講座 『食べよう大豆』 平均寿命と健康寿命を近づけるには、高齢者は良質なたんぱく質、ビタミン、ミネラルを摂取することが必要です。一日のたんぱく質50gを動物性タンパクと植物性タンパク質の割合を1対1で摂取する。特に大豆は植物タンパクと不足しやすいカルシューム、鉄分、マグネシウム、ビタミンE、ビタミンC、食物繊維の栄養補給に優れています。 統計では納豆を多く摂取すると骨折防止に効果があります。