市民後見人・成年後見制度啓発シンポジウムを開催しました!

寒さも和らぎ、春めいたお天気になってきました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

先月、2月の18日に大阪府立大学 学術情報センター大ホールにて、市民後見人・成年後見制度啓発シンポジウム「~地域のつながり・支えあい~私にもできる!市民後見人活動」を開催しました。

当日は、約350名の方にお越し頂き、大変盛況となりました。

第1部の基調講演では中央大学法学部教授の新井誠氏に「成年後見制度の利用を進めるために~成年後見制度利用促進基本計画と市民後見人への期待~」という題でお話頂きました。

資料、講義共に分かり易くまとめられたお話をされました。成年後見制度が成立するに至った経緯や障害者権利条約との関わり、利用促進法等について整理ができたと思います。

また市民後見人について、特に大阪方式の先進性と期待についても語って頂きました。

第2部では大阪社会福祉士会の浅野社会福祉士にコーディネーターを、大阪弁護士会の林堂弁護士とリーガルサポートおおさかの岸川司法書士にコメンテーターを務めて頂き、堺市、八尾市、大阪市で実際に活動されている市民後見人の方にもご登壇頂いて、パネルディスカッションを行いました。

市民後見人のお三方から、活動風景のスライドや、被後見人の方との会話内容、ご家族や施設職員との関わり等たくさんのエピソードを交えてお話下さいました。

また、市民後見人養成講座を受けたきっかけや受任した時の心境、被後見人の方と関わっていく中でのお気持ちの変化などをお話頂いたので、市民後見人の活動がどのようなものなのか来場の皆様にも知って頂けたのではないでしょうか。

堺市では、来年度も市民後見人養成講座の実施を予定しております。

オリエンテーションや講座の日程について、追ってホームページや当ブログでお知らせいたしますので、ご期待ください!

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