保険外ヘルパー利用者様の声 ほーぷとともに歩む
文:山下美和子様、山下瑞穂様
ただ、感謝あるのみ
約20年近く、ほーぷさんの設立当初より2018年の現在に至る今日まで、一度も絶える事無く、近大病院までの往復と治療時間中、更に余計に病状が悪化しそうになる長い長い待ち時間を常に微笑で、嫌なお顔を一切見せずに、フルに付き添いケアをして頂いています。
ほーぷの皆様には、ただただ、感謝あるのみです。妻、美和子が車椅子しか生活手段が無くなってから、はや14年になりますが、そうなると通院する日は朝からその支度が大変です、想像を絶するような、こんなささいな事までの介助が必要なのかと思われるような身体障がい者が相手となります。
特に妻は関節リウマチの患者ですから極端な痛みを訴えます。これには言うほうもつらいだろうが聞くほうも同情を禁じえません。介助のお仕事に従事されている方は痛みを与えない大変な気配りが肝要です。夫婦揃って口先は達者です、認知症にもなりそうにもありません。まだまだ、5、6年は長生きしそうですので、おそらく妻が85歳以上、小生が90歳を超えそうです。それまでずぅっとほーぷさんにお世話かけそうですが良いでしょうか??
ちなみに私もほーぷさんの交流事業の中で2つのサークルに参加させてもらっています。
私はバイクに乗っています。バイクは、便利で、涙を流しても、風にのせてくれます。 今年も桜は見れそうですねと、2月に話したTさん、病室から桜が見えたかなぁ。癌が次々転移しても決して諦めず、抗ガン剤の副作用に耐えてこられました。抗ガン剤がもう使えないと言われても、「いや、まだ生きたい、90歳まで生きる」と強気でした。面と向かってはケンカばかりする奥様に、本当は感謝いっぱいで、私には、何度も「自分は良い妻をもって幸せ」と話されていました。桜が散り85歳の生涯の幕を静かにとじられました。コブクロの桜の曲が流れる中、お別れしました。生きるという意味を教えてくれてありがとうございました。奥様にお気持ち確かにお伝えしましたよ。 (西薗真貴)
☆ケアラーズカフェわっ香
