本の紹介と12月の読書会のお知らせ
12月は、先月に引き続いて、六車由美さんの本を取り上げます。大学を辞めて介護の世界に移られた六車さんは、現在、デイサービス「すまいるほーむ」管理者兼生活相談員として活躍しておられます。民俗学のアプローチから生まれた『驚きの介護民俗学(シリーズ ケアをひらく)』(医学書院)、『介護民俗学へようこそ――「すまいるほーむ」の物語』(新潮社)はどちらも話題になりました。どうぞお楽しみに!
なお、1月は年明けということもあり、道信良子『いのちはどう生まれ、育つのか――医療、福祉、文化と子ども』(岩波ジュニア新書)を取り上げる予定です。
★第103回読書会:12月14日(土)10:30~12:00
六車由美『神、人を喰う』新曜社
※課題本以外の本のご持参・ご提案も大歓迎です。
☆読書会
開催日時/第2土曜日10:30~12:00
開催場所/ほーぷサロン
参加費用/一般参加600円・利用会員500円

11月22日(金)13:30~15:30
7月のゆったり会は 「茶話会~高齢者の知恵~」。スイカを食べながら、情報交換しましょう!!どなたでもご参加ください。
7月は、朝日新聞選「平成の30冊」の中から、『生物と無生物のあいだ』(福岡伸一、2007年)を取り上げます。私たちにとっての「平成のサイエンス」の代表格は、iPS細胞かもしれませんが、平成のサイエンス本の最高峰(しかも読みやすい!)の1冊は、これかもしれません。
6月のゆったり会は「映画会」です。
第99回の開催となる6月は、朝日新聞選「平成の30冊」の中から、辺見庸『もの食う人びと』が選ばれました。“You are what you eat”(あなたはあなたが食べたものでできている/人は食によって決まる)と言われますが、まさにその通りだと思わせられた経験が、皆さんにもおありではないでしょうか。