本の紹介と9月の読書会へのお誘い
広井良典編著『協同で仕事をおこす―社会を変える生き方・働き方』(コモンズ、2011年)
先日のホープの「夏祭り」の応援にも来てくれた、大学時代の旧友から、こんなメールが届きました。
「中之島図書館にて、調べたかった公共サービスの民営化の本を探していたところ、その隣に『協同で仕事をおこす』という本が隣にあって、本題そっちのけで読んでしまいました。なるほどな、よしやさんの取り組まれていることが、こういう流れのなかで生まれてきているんだな~、ということがよくわかりました。学部、大学院と、労働法制や労働経済にも多少入れ込んでおりまして、労働力を持ち寄りながら運営していく仕組み、雇用者と被用者の関係を超えた仕組みというのが(まぁ、個別さまざまな形態や事情はあるでしょうが)実際に社会の中で必要とされているというのは間違いないなと思ったりもします。
あら~、嬉しいじゃありませんか。実はこの本は、ワーカーズを知るための最良の本の一つだと思っていて、実際に泉ヶ丘ホープでも数冊購入して、全スタッフで回覧したほどでした(まだの方は、ぜひどうぞ!)。来たるべき時代のキーワードは、「協同組合」と「NPO」だとよく言われます。そして、その両方を備えているのが、私たちのような組織です。その一方で、最先端かつ「いいとこどり」を宿命づけられたようなところもあって、組織運営上、うまくやることが必要不可欠なのですが、それができていないことが、今の私たちの問題かなあ…。さて、あなたはどう思われますか?
☆9月の読書会
協同で仕事をおこす
開催日時/2013年9月14日(土)14:00~15:30
開催場所/泉ヶ丘ホープ(ほーぷ広場)>>地図
参加費用/500円
企画担当/中村
お問合せ/072−291−7487