アロマ教室~人と香りの関係~
人は五感の中で(嗅覚・味覚・触覚・聴覚・視覚)脳に残るのは嗅覚と言います。感情と記憶に関係する嗅覚は大脳辺縁系に直結しているからです。私達が日常生活から得る情報は、視覚によるものが多いのですが視覚による情報の場合、記憶したばかりの時は詳細まで記憶していますが、時間と共に徐々に薄れてしまいます。一方、香りの記憶は長い間消えずに残る情報になります。海の匂いや山の匂い、食べ物の匂いなど、「この匂い、懐かしい~」そんな経験ありますよね。
香りを嗅ぐことで、その時の記憶や感情が蘇る事を「プルースト効果」と言います。 私達の生活の中で、香りを嗅ぐことで交感神経を刺激し脳を活性化し又は、副交感神経を優位にして、気持ちを安らげたりと香りは私達と密接な関係にあります。そして、認知症や介護にも役立ちます。
記憶障害の原因であるコリンエステラーゼ(体内で働く酵素の一種)を脳内で阻害する、効果的な精油も実証されています。介護やデイサービスなどでは、リラックスや気分情緒面の安定作用の精油もあります。何だか難しい話になりましたが、もっと生活の中で香りを楽しんだり、好きな香りを身にまとっていると、良い思い出が作れるのではと思います。 (堀田 邦子)
12月のアロマ教室は、お休みします。今年、参加して頂いた皆様有難うございました。
~アロマ教室~
物作り(クラフト)だけでなく、香りが単なる良い香りで終わるのではなく、予防療法にとても良い事を皆さんに知ってもらえたらと思っています。皆さんもアロマのある生活を体験してみてください♪ お待ちしております。
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