保険外ヘルパー利用者様の声 ほーぷとともに歩む
訪問援助ご利用 東谷恒子様
「はい、はい!」「いいよ、やっておくわね!」家族の雑用を一手に引き受けてしまう私の癖。
車の運転を止めていた私には、荷が重かったのか、歳のせいなのか?バタバタとした生活の中、体調を崩してしまいました。
それでも「ご飯作らなきゃ、買い物にも行かなくっちゃ!」今なら「今日は閉店です」って言えるのに、その時は「どうしよう」と思うばかりでした。
そんな時、ほーぷさんのことを知り、助けていただくことになりました。
お掃除だったり買い物や調理もお願いしました。
勝手の分からない台所でも、テキパキと心温まる手料理を作って下さいました。
いつもの家庭の味です。
「薄味にしておきましょうか?」と声をかけて下さったり、季節の話題やお手軽レシピを教わったり、ちょっとしたおしゃべりが楽しく、ふっと笑ってしまいました。
元気になってきた今、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
これからもよろしくお願い致します。
育児支援ご利用 M・T様
ケアマネージャーは、5年ごとの更新研修を受けなければ続けられません。そして私も8日間の更新研修がはじまりました。研修の中で、担当事例を資料として出しますが、私の発表事例は、認知症、資料をまとめ、ケアを振り返りつつ、たまたま、ホープの研修でも、また勉強する機会をいただきました。認知症は、誰もがかかりうる病です。身体と心と脳は繋がっています。誰でも寂しい、悲しいと落ち込み、気力をなくします。孤独は怖いものです。優しさのシャワーで、ほんの少しでも、笑ってもらうことが、大事だと学びました。ケアマネとして、サービスを進めるだけでなく、何より本人と家族の気持ちを大切にする、寄り添うケアを再確認しています。 そして、20年前に行った老人ホームの実習を思い出しました。認知症の方が怒り出したとき、先輩に突然、「あなた歌える?」って言われたので、はい!と、とっさに、童謡を唄いました。するとその歌で、さっきまで怒ってた方がニコッとしました。その方は歌が好きで、歌うと楽しくなる方でした。その時の笑顔を思い出しました。私の介護のはじめの一歩です。(西薗眞貴)
6月の読書会では、白石恵美『「中国残留孤児」帰国者の人権擁護――国家という集団と個人の人権』を取り上げます。図書館を使った“調べる”学習賞コンクール高校生の部で、文部科学大臣奨励賞を受け(つまり高校生の個人研究です!)、著者が18歳で急逝された後に出版されたものです。泉北でも「帰国者」が多く住まわれていますし、最近では強制不妊手術の問題など、国家賠償訴訟と個人の人権擁護をめぐるニュースが重なります。
文:福田花子様
NPO法人福祉ワーカーズほーぷは、現在、正会員66名 援助会員様73名、交流利用会員様40名です。福祉サービス、育児サービスを利用してくださる方、交流や催しに参加してくださる方、また賛助金として応援してくださっている方々、ボランティアとして手伝ってくださっている方々に、ほーぷは支えられています。すべての皆様に深く感謝申し上げます。皆様への感謝の気持ちを働く私たちの力として日々精進してまいります。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。