研修報告「協同労働でつくる協同組合型地域社会づくり」
「協同労働でつくる協同組合型地域社会づくり」というテーマで 全国のワーカーズ・コレクティブが集まり、学んだ2日間でした。
全体会では、2015年をピークに人口が減少していく「人口 減少社会」での持続可能性についての提案がなされました。
分科会では、労働者協同組合法、ワーカーズ・コレクティブの 配送、共に働く、共にたすけあって暮らす、食でまちづくりなど 分野別に分かれての報告、検討が行われました。
人口減少社会においては、いわゆる強者が弱者を 支えるという図式は期待できない。
そこにおいて、今まで弱者と呼ばれていた人達の存在感が増してくることが想像されます。
誰もおいてきぼりにしないで共に働き、共に暮ら す社会とすることで、皆が救われていく未来を模索しているように感じま した。
参加した分科会での「テキトーな働き方のすすめ」報告の中で、~「働くこと」が持つ力の大きさに驚き、学ぶ~
ゆとりが持てるテキトーさが存在する ならもっと良い~という言葉に共感しました。
生き方を大事にする働き方を考えていきたいです。
(中島)
←右:代表の森田さん 左:松本眞実
東京都小金井市「NPO法人 地域の寄り合い 所また明日」代表理事 森田眞希さんのお話しを聞きました。
世代を越えた交流の中で、子どもの存在がお年寄りの笑顔を引き出し、お年寄りが育児ママの緊張を緩めてくれます。
2月の読書会では、歴史学者の磯田道史さんの本を取り上げます。特定の本は指定しませんので、手の取りやすいものから、ご自由にお選びください。私はいま、『日本史の内幕~戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで~』という中公新書を読んでいますが、なんとも楽しい、「ほほう」と唸らせられる出会いがあります。自由に読み合い、持ち寄って、楽しくおしゃべりいたしましょう。(中村)



7月は、朝日新聞選「平成の30冊」の中から、『生物と無生物のあいだ』(福岡伸一、2007年)を取り上げます。私たちにとっての「平成のサイエンス」の代表格は、iPS細胞かもしれませんが、平成のサイエンス本の最高峰(しかも読みやすい!)の1冊は、これかもしれません。