2018年7月10日
ケアマネだより(第18回)~いつも笑顔で~
ケアマネージャーは、5年ごとの更新研修を受けなければ続けられません。そして私も8日間の更新研修がはじまりました。研修の中で、担当事例を資料として出しますが、私の発表事例は、認知症、資料をまとめ、ケアを振り返りつつ、たまたま、ホープの研修でも、また勉強する機会をいただきました。認知症は、誰もがかかりうる病です。身体と心と脳は繋がっています。誰でも寂しい、悲しいと落ち込み、気力をなくします。孤独は怖いものです。優しさのシャワーで、ほんの少しでも、笑ってもらうことが、大事だと学びました。ケアマネとして、サービスを進めるだけでなく、何より本人と家族の気持ちを大切にする、寄り添うケアを再確認しています。 そして、20年前に行った老人ホームの実習を思い出しました。認知症の方が怒り出したとき、先輩に突然、「あなた歌える?」って言われたので、はい!と、とっさに、童謡を唄いました。するとその歌で、さっきまで怒ってた方がニコッとしました。その方は歌が好きで、歌うと楽しくなる方でした。その時の笑顔を思い出しました。私の介護のはじめの一歩です。(西薗眞貴)
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