ワーカーズお話し会が開かれました。
関西ワーカーズ・コレクティブ連合会によるワーカーズお話し会 が開かれました。
2年に一度、全国からワーカーズ・コレクティブが集まって、最新の情報と意見交換を行う場である「ワーカーズ・コレクティブ全国会議」が、去る10月に札幌で行われました。福祉ワーカーズほーぷからは中村が参加しましたが、その報告と話題提起に加えて、ワーカーズ共済の学習会を兼ねた「ワーカーズお話し会」(主催:関西ワーカーズ・コレクティブ連合会)が、12/2(土)にエスコープ大阪本部で開かれました。それに先立って、ほーぷで開催された報告会では、「メリット云々ではなく、ワーカーズが単独ではできないことを実現するために、連合会をどう使うか」「新たに加入したワーカーに対して、個々の業務は各ワーカーズで研修するが、『ワーカーズ』に関する部分は連合会として研修を行うことが望ましい」「単体のワーカーズにはお金がないので、生協等の外部団体が作る施設(ハード)の中に入って、ソフト面は自分たちが担う、という分担はできるだろう」といった意見がありました。
お話し会の当日は、「ワーカーズとは、パートナーシップで働く場を作る仕組み。単純な雇い雇われる働き方ではないので、話し合い続けることが大事。どこがその人に響くかは人によるが、他の民間の事業所とは違うことを伝える必要がある」「共済は、保険の原理とは異なる。あくまでも助け合いの原理で運営され、小さな掛け金で大きな保障と安心がある点が違う」「まずは、生活クラブ関西6生協との連携が第一歩なのでは?」といった意見が出されました。
関西圏におけるワーカーズ・コレクティブの事業と活動は、関東圏と比べると微々たるものです。小さな力の集まりであっても、連携によって実現できることはいろいろとあるはずなので、頭と時間をひねりながら、新しい1年を歩んでいきたいと思います。(中村)
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