研修報告

「認知症サポーター養成講座を受けて」2014年7月27日(日)栂文化会館にて

この講座は、「認知症を学び地域で支えよう」を教材に開催されています。誰もがなる可能性があり、これから認知症の人は確実に増えていきます。職場ではなく、地域で認知症の人に出会うはずです。認知症がどういった病気で、いろいろな症状があり、どう対応するのが望ましいのか、ある程度理解しているつもりでした。ですが、それは職場内だから、意識して接する事が出来ていただけだったと気づかされました。普段から仕事としてではなく、地域の中で共に生活していくとはどういう事なのか、自分に何が出来るのかを改めて考えることができました。(間所真理子)

※今回の講座を主催された、ほほえみネットワーク竹城(竹城台近隣センター内)では
毎月最終土曜日午前に、定例で「認知症サポーター養成講座」を開催されるそうです 。

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インターンシップ体験記 帝塚山学院大学 中井彰子さん

1日目はすごく緊張したのを覚えています。どんな風に話せばいいのか、どんな風に動けばいいのかというのが全く分からなかったこともありましたが、いつの間にか時間が過ぎて行きました。1日目の午前、利用者さんたちが来る前にいろいろと説明を聞いて“利用者さんを一人にさせないこと”“立つことよりも、同じ視線に合わせるように座る”ということが頭にインプットされ、それだけは何が何でも守ろうと必死にしていたのを思い出します。

1日目では本当に全体的な流れしかつかめませんでしたが、リハビリ体操や口腔体操といった、体を柔軟にしていくことをしているのかと思いました。ご飯を食べる前に必要なことや、身体をあまり動かせていない利用者さんたちのためのリハビリ体操。利用者さん自身もチラシでゴミ袋を作って、それがデイサービスにあるごみ箱の袋になっていたりと、利用者さんたちに受動的にさせるだけではなく、利用者さんにも積極的に行動できるデイサービスなのだなと感じられました。

利用者さんと話している間に少しの沈黙がとても不安でしたが、アットホームな感じで、日が過ぎていくにつれ、その沈黙は必要なことだと、お話をしていくうちに気付きました。利用者さんにも利用者さんのペースがある、そういった距離感が、10日目の最終日にようやっと馴染んできたので、もう終わってしまうのかとすごく寂しかったです。

デイサービスだけではなく、訪問介護に同行させていただいたり、事務作業などでひっきりなしに電話が鳴っていたり、スタッフさん同士でずっと議論をしていたりといったのを見ていると、現場も大切ですが、事務というバックアップがあるからこそ、まとまって動けるのだということも理解できました。

スタッフさんや利用者さんたちが暖かく優しくて、いろいろなお話しをして行動するという、あっという間に過ぎていった10日間。こんなにも暖かい場所があり、そこに一時的でもいられたことは、本当に自分にとってすごくいい経験ができたと思っています。10日間という短い期間でしたが、ありがとうございました。

Filed under: デイサービス,見学・体験報告 — 55hope 2:17 PM  Comments (0)

ほーぷ部門だより④ ~堺市育児支援ヘルパー派遣事業とは?~

堺市が、妊娠中または出産後に、家族等からの介助を受けられず、体調不良や育児に対する不安により、家事・育児を行うことが困難と認めた人を対象に行っている事業です。

利用者が直接、堺市の子育て支援室に申込み、ほーぷは、堺市からの委託を受けて、ヘルパーを派遣しています。母親の家事負担を軽減することにより、安心して赤ちゃんを産み育てられる環境づくりを目的としています。

内容は、調理、洗濯、掃除、買物代行などの家事援助を主に行います。赤ちゃんに直接触れるお世話ではなく、お母様をサポートする役割です。1回の派遣は2時間以内、1日2回を限度とします。派遣回数は原則として、出産予定日の2ヶ月前から出産後1年までの間に50回(多胎の場合は80回)を限度とします。

初めて訪問した時には、出産後の体調不良や初めてヘルパーを利用される不安感からか、硬い表情をされていたお母様が、訪問を重ねるうちに、体調も良くなられ、家事援助を喜んで下さる利用者様が多く、とてもやりがいのある仕事だと思います。(谷口)

Filed under: お知らせ,ほーぷレター — 55hope 2:13 PM  Comments (0)
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