2014年6月4日
大学を離れて、地域福祉の現場にどっぷり浸かって生きるようになってから
大学を離れて、地域福祉の現場にどっぷり浸かって生きるようになってから、早4年が経ちました。この日々の中で痛切に感じるのは、考える時間がなかなか取れないことです。だから、「そりゃあ、現状を打開できないわけだ。次のステージに行くことができないのも当たり前かもしれないな」と思ったりもします。
それと同時に、「みんな、こういう生活を送っているんだなあ」「理由はわかっていても、なかなか改善できないというのは、こういうことなんだな」と納得もして、「ああ、面白いなあ。これが世の中、これが人生か」と唸る思いがします。
けれども、そういう日々の中でも、たとえば子育てをしている人なら、子どもは1年1年大きくなっていく。「人とともに、家族とともに生きていく」というのは、たぶん、そういうことなんでしょうね。
皆さま、今月も、どうぞよい日々を!(代表理事 中村義哉)
(ほーぷレター2014年6月号より)
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