泉ヶ丘ホープは、2013年5月23日で設立15周年を迎えます。

泉ヶ丘ホープは、2013年5月23日で設立15周年を迎えます。

先月号で私が泉ヶ丘ホープに入った経緯を少し書きました。15年前、図書館でのワーカーズ募集説明会に参加した日から、ずっと生きづらさを抱えて生きてきたそれまでの自分が変わっていきました。殻を一枚ずつ破っていけたと思います。ワーカーズ・コレクティブという働き方は、過去を問われることはなく、メンバーは、常に運営のこと、仕事のこと、未来のことを話す仲間でした。

泉ヶ丘ホープでは、私は私にできることをしていればよかったし、真剣な討議の場に身を置くことがとても心地よく感じました。尊敬できる仲間の中に身を置き、運営に携わり、ワークで利用者様に接し、多くの研修や勉強会に参加し、イベントを皆で開催していくことで、私は自分の生き方に自信がもてるようになっていきました。

最近、会の中で回し読みしている本『協同で仕事をおこす』の中に、「協同労働は、他の人間の力や社会関係のあり方によって、人間のなかに潜在的にある自ら育つ力を引き出し、伸ばす働き方である」というくだりが出てきます。この15年で私はまさにそれを体感しました。

そういう、私を育ててくれたこの働き方とこの会を私は誇りに思っています。もっと多くの人に知っていただいて、ここを必要とする人たちと共に働き、これからも地域の方々の拠り所となれるサービスと場所を作り続けていきたいと思います。
(代表理事 中島紀子)

(ほーぷレター2013年4月号より)

Filed under: ほーぷレター,代表より — 55hope 4:46 PM
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