校区福祉委員会堺区会議2-錦綾校区ワークショップ実施報告-

 災害時要援護者支援ワークショップ(6月27日)

 錦綾校区では、平成20年度に「防災マップづくり」、平成21年度に「災害時要援護者登録」に取り組みました。この2つを併せて、ワークショップを行い、自治会役員・民生委員児童委員、防災訓練委員、ボランティア、11町会 55名が参加し、大盛況でした。

 今回は町会ごとに「災害時を想定してのシュミュレーション=DIG(ディグ)」を行いました。
 DIG(ディグ)とは、参加者が地図を使って防災対策を検討する訓練です。
 「6月27日日曜日の午後10時36分、天候晴れ。大阪府・泉州地域で震度5の地震が発生、地震速報で避難勧告がでました。」と想定し、各町会のマップの上で、要援護者、避難住民、自治会長、民生委員、防災訓練委員、ボランティアのマスコットなどを動かして、安否確認、一時避難所や避難所までの一連の流れをシュミレーションしました。

 
 「うちの町会は大学のほうが近いのでは」
 「リアカーが必要だと思う」
 「2階に住んでいるAさんは寝たきり。どうしたら、1階に下りれるのか」

 気づきや発見を共有し、各グループ発表がありました。
 ・避難ルート(一時集合場所・避難場所)について
 ・震災時の対応と水害時の対応について
 ・要援護者の把握方法について
 ・必要な資源や機材について
 ・地域内の人材について
 の5つの点に話し合う必要があるとまとまられました。

 ワークショップが大好評であったのもかかわらず、すぐにプログに更新できなくて、申し訳ありません。

 大阪でも昨日までスコールのような大雨がつづき、土砂等も緩んでいます。他県では、土砂崩れによる犠牲者も出ています。
 やはり、災害時の対応を考えていくことが必要だと再認識しました。

校区福祉委員会堺区会議1~地域と警察との連携~

 7月17日に堺市校区福祉委員会協議会 堺区会議が行われました。
 地域の方々だけでなく、警察署、消防署、 地域包括支援センターの職員も参加されました。
前回、警察署から管内5罪種発生マップを作成したと簡単に地図を見せていましたが、今回は、会議室に各校区のマップを掲示し、地域の方に見ていただきました。                      

 5罪種とは、ひったくり、車上狙い、部品狙い、侵入歴、自動車盗、強盗のこといいます。罪種ごとに色シールで区別して、事件が起こったところに貼っています。
                                        

 堺区の校区福祉委員会では、毎回警察署の職員が参加されています。
お話が毎回とても親近感がわき、楽しみにしておられる地域の方もたくさんいらっしゃいます。
今回は、地域とのつながりを深めていく必要性やかかえこまず相談してほしいと主に話されました。

 地域包括支援センターと社協堺区事務所がらの事例報告もあり、警察と消防と地域と連携とることによって孤立死防止や高齢者虐待防止できたケースも多くなりました。
 これからも顔の見える関係づくりを続けていきたいと思いました。
 

FX