楽しんでいただけましたでしょうか?
梅の開花にはまだ早い冬枯れの大阪城西堀の前の 上町筋にある日本赤十字会館に今年もお邪魔しました。 今回は昨年より少し少なめの47名の参加者と赤十字の職員5名に我々12名で 賑やかに楽しくおもちゃ作りを進めました。
昼食後12時50分 参加者のグループ分けとテーブルの移動を行いスタート。 一年ぶりの再開のご挨拶と当日の作品の段取りをご案内して 最初の作品<象さんの曲芸>の作り方手順を 梶山先生から大きなひな型を利用して 優しく・丁寧に順序よく説明しました。
この作品(象さんの曲芸>は難易度2で 制作はさほど難しくはありません。 作り方の説明書もお渡ししていますので 先生が次の工程の説明に入る前に 次の段階へ進んでしまう方 各グループを担当する我々へ「この次はどうするんですか?」と質問されるお方など 気の早いお方はどこにでもおいでのようです。 しかしその言葉づかいは 我々身内だけの学習会とは大違い静かで 言葉遣いも丁寧でいらっしゃいます。 ≪感心いたしました≫
皆さん手順よく作られて予定の時間より早く完成し 大きく頬を膨らませ ストローを吹いて 発砲の球をバスケットの上で軽やかに躍らせておられます。「わぁ~ 飛んだ~」 ≪感激のご様子≫
空中で転がすコツがつかめず ほっぺただけを膨らませている方 「やぁ上手 上手」と隣の仲間を褒めてる人。
さて 10分の休憩ののち 第2作目の「万華鏡」作りです。 この作品の面白いところは 自作の図柄がどの様に現れるかが楽しみです。 作業では鏡面をいかにきれいに貼れるかがコツです。 まずアルミフォイルを使って鏡面の作成。 鏡面はしわを作らないように貼り付けます。
そして本命の <お絵かき> です。 何を描こうか? 意外とこれが難しいのです。 描き上げた原画が鏡面に映し出されてどのような画像になるのか 事前に推量出来ないので皆様四苦八苦です。色とりどりの柄、線は太いのや細いのを取り混ぜると 鏡面に対象の柄が映えて見えるようです。
拝見すると線だけの人、可愛いハートの柄の人、お孫さんの名前を書いておられる人、抽象的な柄の人、いろいろはデザインがありました。描きあげた画用紙を牛乳パックに巻きつけて完成。皆さん想像したものとは違った画像が鏡面に映し出されてきたようです。 ご自分で関心したり お隣の方の作品にうなずいたり それぞれにご満足のようでした。
さてさて 泉州ひまわりネット恒例の「表彰式」です。 全ての作品を後方のテーブルに並べての品評会?です。 二つの作品でそれぞれ優秀と思われる作品に投票をして頂きました。 思わぬ結果が出ました。 2作品ともに最高点を獲得された方、2位と3位を獲得された方 一部の方に集中しました。
<象さんの曲芸>には 可愛い目を加えたり、足に爪を書き加えておられました。
<万華鏡>では四面対象の柄が色の配色も鮮やかに鏡面に映し出ていました。
それぞれの作品の上位3位までのかたに表彰状と「おもちゃの冊子」を副賞として差し上げました。
この表彰状は単に優秀作品に差し上げるだけでなく 参加者の方々がそれぞれ地元で子供たちに指導する際に 同じような方法を利用して頂ければ参加者に喜んでもらえる 企画ができるのではないかとの思いがあります。 私たちもちょっとした思いつきで始めたことですが 結果は私たちの想像以上に子供たちが喜んでくれたのです。 それ以降 その時々に合ったタイトルをつけて手渡すようにしております。
皆さんとは また来年の寒い時期にお会いしましょう。そして地元でのご活躍をお祈りしております。
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