第5期市民後見人養成講座 実務講習2日目を実施しました。

皆さま、こんにちは。先週、訪問先でお会いした地域包括支援センターの方から、「今年は残り50日を切ったそうです。」と教えて頂きました。すっかり寒くなってきましたが、この寒さで紅葉も一段と進みそうです。
さて、先週の11月16日(土)に、市民後見人養成講座の実務講習2日目を実施しました。
当日のカリキュラムは下記の通りです。
1コマ目…対象者の理解(1)認知症 講師:堺市地域包括ケア推進課 貫名栄太郎氏
2コマ目…対象者の理解(2)知的障害者 講師:堺市障害者更生相談所 森繁樹主幹
3コマ目…対象者の理解(3)精神障害者 講師:堺市こころの健康センター 永井義雄次長
午前中は認知症の理解についてでした。(すみません、1コマ目の写真が残っていませんでした…)
認知症サポーター養成講座をベースにお話されました。(認知症サポーターについてはこちらをご参考ください:厚労省HP
DVDの映像教材もあり、受講生の方から「分かり易かった」とのご意見をいただきました。
↓2コマ目の様子です。
講義では、知的障害について概念や法制度、行動理解といった多岐にわたる内容を、ご経験を踏まえて分かりやすくお話頂きました。
また、軍手を2枚ずつ重ねて手にはめ、折り紙を折るという障害の疑似体験もされました。これは手先の自由が利きにくいというのもありますが、思い通りに折り紙を折れないことを、①批判や、急がされた時(マイナスの声掛け)どう感じるか ②逆に、焦らないで良いと言ってもらう(プラスの声掛け)とどう感じるか の体験がねらいとなっているとのことでした。
↓3コマ目の様子です。
このコマでは、精神障害者について幅広い内容を講義頂きました。精神障害といっても疾患名だけでもかなりの数があり、覚えるのに一苦労しそうです^^;
講義スライドでは、疾患名と合わせて「その疾患に罹っていたと考えられる著名人」が挙げられており、受講生の皆さんの理解につながりやすかったようです。
次回は12月2日、その次は12月16日です。
体調に気を付けてお過ごしください!
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