研修報告「精神障害者が地域で安心して暮らしていくために」

浅香山病院のケースワーカーで、日本精神保健福祉士協会会長の柏木一恵氏より、精神医療の歴史的背景、支援のポイント、家族の対応、再発のサイン、薬の副作用、精神病院での生活とは、などについての講義を聴きました。今後予想される3大疾病は下記とのこと。

○依存症(アディクション、嗜癖)アルコール、薬物、ギャンブル、買い物、摂食障害、盗癖、ネット、ゲーム依存、DV、恋愛依存、虐待→脳の変化による「取りつかれる」「はまる」ものであり、進行していく過程において心身の不安定、日常生活や人間関係の破たんを招く。

○気分障害・・・(喜びと悲しみ、苦しさと楽しさなど相反する二極性をもつ感情)→気分が正常の範囲を超えて高揚したり、落ち込んだりすることが一定期間継続するもので、生活上何らかの障害が起きているものを指す。

○認知症
後半は、躁うつ病で精神科に通い、生活支援を利用している方の話を聴きました。(調子が悪く、うつに入りかけていると仰っていましたが、堂々と迫力ある声でした)
・生活実態を見れば(部屋の中に入れば)分かる→片づけできない
・多少(掃除など)手抜きをしても、お相手してくれる→傾聴、見守る、寄り添う
・感情が磨滅し笑えない
・自分の存在感喪失→自殺未遂
・症状を勉強していかなアカン→見分ける力をつける→利用者の心をつかむ
・ヘルパーさんとの会話は社会の窓
・居丈高な物言いをしていても、(健常者に比べ)気持ちが弱い、脆いのだと・・・

今回の講座に参加して、改めて、心を持っている人間だからこそ、もろくもあり、壊れもする(fragile)のだと感じました。(亀山)

Filed under: 研修・受講報告 — 55hope 1:57 PM
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