「宅老所よりあい」を見学して(3) 中島紀子

棟続きのグループホームの方へ移り、大きな銀杏の木のある中庭に面した居間で、開業当初から代表の下村さんとともに運営に携わってきたスタッフである中島さんのお話を聞きました。

中島さんも、この後行った「第3宅老所 よりあいの森」で迎えてくれた若いスタッフ後藤さんも、口を揃えて言われたのは、宅老所よりあいの介護に対する考え方「介護の専門職として、お年寄りとその家族を支える」ということ。代表の下村さんの著書を読むとお年寄り一人一人、またその家族との関わり方の深さに圧倒されるのですが、私たち介護職は、決して立ち位置を間違ってはいけないと言われます。私たちは家族の代わりではないし、ボランティアでもないと。22年の実践の積み重ねの上に培われた理念が、スタッフの方、お一人お一人に浸透していることにとても感動しました。

考え方の共有の方法として、例えば会議はどのようにされているのかお聞きしました。デイの毎日の終礼の他に、月2回、夜に会議を行っているそうです。グループホームはまた別に行い、全体でも行う、利用者についている人は出られないが、その他のスタッフは全員出席とのこと。各スタッフ利用者担当があり、それぞれがケアの仕方についての提案をして話し合い、ケア方針を決めていくそうです。宅老所よりあいの主催するセミナーや勉強会もあり、毎日、24時間営業の日々の仕事をこなすことだけでも相当なエネルギーを使うでしょうに、それ以上の向上心を持ち続けているパワーの源はなんだろうと考え入りました。 (次号につづく)

(ほーぷレター2013年4月号より)

Filed under: ほーぷレター,施設訪問 — 55hope 5:11 PM
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