本の紹介と3月の読書会へのお誘い

島田裕巳『結社が日本を強くする』(宝島社)

本書の副題は、「AKB48も慶應義塾もみんな結社だ!」というもの。なんだか、面白そうじゃありません?

とはいっても、別に本書は、AKB48について語る本ではありません。『広辞苑』によれば、結社とは、「何人かの人が特定の目的達成のため継続的な結合関係を結ぶこと、また、その団体」を示します。AKB48も慶應義塾も、さらには政党や会社、マンションの管理組合から同人活動まで、みんな「結社」なのです。

ご存じのように、「地縁」や「血縁」は今、弱体化の一途をたどっており、個人と社会の結合は、バラバラに解かれようとしています。その中で、「個人が選択できる」縁である結社(=「心縁」)は、人々に達成感や生きがいをもたらし、個人と社会を再び結びつける力を持っています。「村八分」すら消えてしまう(「ムラ」はもう無い!)、バラバラで不安定な時代だからこそ、結社が求められているのです。

経済結社を増やそう。結社を活用しよう。結社が日本を強くする。さあ、皆さんは、どんな結社(心縁)を作り、どんな結社(心縁)とつながりますか?

3月の読書会
「結社が日本を強くする」
開催日時/2013年3月2日(土)10:00頃~11:30
開催場所/泉ヶ丘ホープ(ほーぷ広場)>>地図
参加費用/500円
企画担当/中村

お問合せ/072−291−7487

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